2013年05月31日 10時00分

【旅先で役立つ英語】ドル・セントの読み方・表記はわかる?

海外旅行先でスムーズな買い物を楽しむために、知っておきたい「お金の英語表現」 [拡大する]

海外旅行先でスムーズな買い物を楽しむために、知っておきたい「お金の英語表現」

 海外旅行中に、よくあるトラブルのひとつに挙げられるのが、両替や貨幣価値の変換。英語のお金の数え方については特殊な言い回しが多く、聞き取ることも意外と困難なもの。今回の『旅行先でのトラブルを乗り切る! ワンフレーズ英会話』では、覚えておくと便利な“お会計のコツ”に注目。

■基礎の硬貨「ドル」の場合
 まずは基礎の硬貨から。「1cent(penny)/5cent(nickel)/10cent(dime)/25cent(quarter)」以上の4種類が基本の硬貨となる。このほか50セント硬貨や1ドル硬貨なども存在するが、ほとんど市場に出回っておらず、最もよく使われているのが、1cent(penny)と25cent(quarter)である。

 例えばショッピングでの会計時のとき、レジのキャッシャーから“Do you have one more penny?”と聞かれることがある。これは「あと1セントない?」と聞かれている。

■「$20.25」は英語で? 同じ金額でも英語表現はさまざま

「$20.25」の表現は、英語では4通りもの言い方がある。
(1)twenty dollar and twenty-five cents
(2)twenty dollar twenty-five
(3)twenty twenty-five
(4)twenty and a quarter

 ニュアンスの違いは、(1)が最も丁寧な言い方で、以下(2)→(3)→(4)へとカジュアルな英語表現になる。25セントは“quarter”と呼ばれることがあり、(4)のように発音することもあるが、最もポピュラーな表現は(3)。これは“○○dollar(s)and ○○cent(s)”という表現が元になっていて、例えば“14ドル45セントなら“fourteen forty-five”。

 このほかにも、「dollar」は口語で「buck」と表現される。これは昔、白人とネイティブ・アメリカンの間で物々交換が行われていたとき、雄鹿(buck)の皮(buck skin)が1ドルとして扱われ、その際に1ドルを“buck”と呼んでいたことに由来しているとか。ぜひ、覚えておこう。

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