英会話の上達法は?効果的な学習のステップを解説

英会話の上達法は?効果的な学習のステップを解説

英会話を早く上達させたいと思っていても、なかなか思うように話せるようにならないと感じていませんか?実は、英会話を上達させるにはコツをつかんで学習に取り組む必要があります。

ここでは、英会話がなかなか上達しない人・上達が早い人の特徴をそれぞれ解説します。英語の上達に欠かせない要素や、おすすめの上達法についても紹介していますので、参考にしてください。

英会話が上達しない人の特徴

まずは、英会話がなかなか上達しない人に多く見られる特徴を紹介します。次の3点にあてはまる場合は、勉強法を見直してみることをおすすめします。

インプットが多く、アウトプットが少ない

英単語や文法を数多く覚えているものの、実際に「話す」練習をしていないと英会話は伸び悩みがちです。インプットした知識をアウトプットするトレーニングが不足していると、知識を「使える」ようになりません。
インプットに偏った勉強法から脱却し、アウトプットもバランス良く取り入れていく必要があります

自信がなく、話せていない

自分が話す英語に自信が持てず、人前で英語を話していないことも英会話の上達を妨げる原因のひとつです。自信がないので話さない、話さないので自信がつかないといった悪循環に陥ってしまいます。
英会話では、必ずしも流暢に話す必要はありません。きれいな英語を話すことよりも、「伝わるかどうか」を重視しましょう

勉強法が散漫になっている

英会話にはさまざまな勉強法があり、どの勉強法が正解というものではありません。しかし、ひとつの勉強法を継続することなく別の勉強法を試すといったように、散漫な取り組み方になっていると英会話が上達しにくくなりがちです。
勉強法を決めたら一定期間は続け、ある程度の力が身に付いたことを実感してから次の段階へと進みます

英会話の上達が早い人の特徴

英会話の上達が早い人の特徴

英会話の上達が早い人には、主に下記のような特徴が見られます。その学習方法や習慣を、ぜひ参考にしてください。

発音の基礎学習ができている

英会話の上達が早い人の多くは、発音の基礎をしっかりと学んでいます。特に発音は、日本語にはない音が英語にはあるため、英語特有の発音を身に付けることで発話しやすくなるからです。
どのような言語も、基本的に自分が話せることは聞き取ることができます。
発音を学ぶことで自分の言いたいことを相手に伝えやすくなるだけでなく、相手が話していることを理解しやすくなるのです。

英単語を豊富に覚えている

英会話の上達には、英単語量の増強が欠かせません。知らない単語を話したり聞き取ったりすることはできないからです。
英会話が上達する人は英単語をしっかりと覚えています。ただ、英単語を覚えるといっても、スペルや意味だけを覚えても英会話には結び付きません。
英会話でよく使われる基本動詞を中心に、発音とセットで覚えていくのがポイントです。

日本語を介さない勉強が身に付いている

英語を英語のまま理解することも、英会話を上達させる上で重要なポイントのひとつです。英語を日本語に訳して理解していたり、反対に日本語を英語に訳して発話しようと試みたりしていると、思考と発話のあいだにタイムラグが生じてしまいます。
結果として「言いたいことがとっさに口に出せない」「相手が言っていることが瞬時に理解できない」といったことになりがちです。
日本語を介さず、英語を英語のまま理解する習慣を身に付けられると英会話は上達していきます

英語のアウトプット量が多い

英語を話す機会を意識的に作っていることも、英会話が上達する人によく見られる特徴です。
定期的に英語を「話さざるをえない」状況を設けて英語を使う経験を重ね、アウトプットの質を徐々に高めていくことが大切です。

毎日英語にふれる時間を確保している

英会話が早く上達する人は、毎日英語にふれる時間を取り、時間を豊富に確保して英語学習に取り組んでいます。まとまった時間を確保できなくても、隙間時間を有効活用して毎日、勉強を積み重ねているのです。
忙しくて勉強時間を確保できない人は、小間切れの空き時間を英語学習に活用するなど、上手にやりくりをし、トータルでの勉強時間を確保できるようにしましょう

英会話のおすすめ上達法

英会話のおすすめ上達法

最後に、英会話の上達につながるおすすめの勉強法を紹介します。下記の考え方・学び方を実践して、英会話の力を伸ばしていきましょう。

明確な目標を立てておく

英会話を上達させるポイントとして、明確な目標を立てることが挙げられます
例えば、「英語をスラスラと話せるようになる」といった漠然とした目標ではなく、「英単語を1日10語覚える」「1日20分はシャドーイングをする」など、具体的な目標を定めるのが効果的です。小さな目標を着実に達成し、少しずつ自信をつけていきましょう。

基本的な英単語と文法を覚える

一般的な日常会話であれば、中学校で習う英単語と文法の知識で話せるようになります。基本的な英単語と文法を覚えることが、英会話を上達させるための土台となるのです
英単語や文法を学ぶ際には、理論として理解するだけでなく、英語のフレーズとして思い浮かぶよう、慣れる必要があります。参考書などに掲載されている例文を読み込み、暗唱できるまで声に出して発音してみてください。

スピーキングの勉強をする

英語の音声を聞きながら少し遅れて復唱するシャドーイングや英文の音読といった、スピーキングに特化した勉強にも取り組む必要があります
英語を話すための練習をするには、実際に英語を口に出して発話するのが最も近道です
初めからシャドーイングを行うのは難度が高ければ、音読から始めても構いません。
レベルを問わず英語を話す練習を積極的に取り入れることが大切です
シャドーイングについては、下記の記事もご覧ください。
英語のシャドーイングとは?上達に結び付く正しいやり方を解説

英作文を行う

英会話を上達させるには、英作文の練習も効果的といえます。話すことと書くことは別の行為のように感じるかもしれませんが、実は英語の文章を組み立てる練習を重ねることが、英会話する際の頭の中で文を組み立てるトレーニングにもなるのです。
その日の出来事を英語で日記につけていくのもおすすめです。自分の考えや感じたことを英語で表現する練習をすることが、「思ったことを英語で話す」ための力となって培われていきます。

英語を話す機会を作る

インプット型の学習だけでなく、英語を実際に話すアウトプット型の学習も取り入れます。
英語を話す機会を作り、覚えた表現を実際に使ってみることが大切です
ネイティブスピーカーと話す機会がなかなか作れないようなら、英会話カフェを訪れたり、オンライン英会話スクールを受講したりする方法もあります。英語を話す頻度を高めて、「英語に口が慣れる」状態を積極的に作ってください。
英会話の勉強法については、下記の記事もご覧ください。
英会話のおすすめの勉強法とは?初心者が上達できる方法を解説

英会話の基礎固めをしてアウトプットを心掛けよう

英会話を上達させるには、基礎固めとアウトプットをバランス良く実践していくことが重要です。インプットに偏りすぎたり、基礎がおろそかになったりすることのないよう、今回紹介した練習法を参考に自分に合った学習スタイルを確立していきましょう。

英単語や文法、シャドーイングなどは自主学習が可能ですが、スピーキングの練習は相手が必要となります。相手を探す、話せる場所を探すのが難しい場合は、自宅から受講できるオンライン英会話スクールがおすすめです。

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