ジャスティン・ビーバーにブルーノ・マーズ 発表!『好きな洋楽男性アーティストランキング 2018』
1位はJ・ビーバー、音楽はもちろんピコ太郎やCM効果で好感度アップ
アンケートには、ジャスティンの歌唱やダンススキル、ソングライティングセンスを評価する声が多く、中には「世間を騒がせているが、実力、ルックスともに高い」(愛知県/20代/女性)「Mステに出ていた時、思った以上に好青年だったから」(福島県/40代/女性)と、ゴシップとのギャップに好感を持った人も。そして最もキーになる声が、「ピコ太郎さん関連で知ったから」(東京都/30代/男性)。ジャスティンが「PPAP」の動画を気に入っているとツイートしたことでバズったピコ太郎とは、そのブーム真っ只中に“ガクワッテル?”とソフトバンクのCMで共演。タイミングを逃さないお茶の間への進出が知名度を上げ、全体的に票を伸ばしたのだろう。
そんなジャスティンは、2016年に『第58回グラミー賞』で最優秀ダンス・レコーディング賞を初めて受賞(スクリレックス・アンド・ディプロ「ホウェア・アー・ユー・ナウ(with ジャスティン・ビーバー)」)。今回のグラミーでは、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat.ジャスティン・ビーバー「デスパシーノ」が、主要部門である『年間最優秀レコード』と『年間最優秀楽曲』、そして『最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)』の全3部門にノミネートされている。ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーによる同曲のパフォーマンスが決定しているだけに、サプライズで登場も期待したい。
「第二のマイケル」ブルーノ・マーズが2位、グラミー賞に多数ノミネート
数々のアワードで受賞している彼は、これまでのグラミーで5度受賞。今回はアルバム『24k・マジック』や収録曲で『年間最優秀レコード』、『年間最優秀アルバム』、『年間最優秀楽曲』の主要3部門を含めた7部門にノミネートされており、女性ラッパーのカーディ・Bとのコラボレートパフォーマンスも披露する。
東方神起はアジア圏で唯一ランクイン、オースティンはブルゾン効果抜群
“2017年の時の人”になったオースティン・マホーンは、「ブルゾンちえみとのコラボが面白かったから。テレビでサービス精神旺盛な姿を見ていい人だと思った」(静岡県/10代/女性)など、圧倒的にブルゾン効果で票を獲得しているが、『第68回NHK紅白歌合戦』然り、何度も来日してテレビで「ダーティ・ワーク」を披露するといった世間の盛り上がりに答えてくれたところも、高評価につながったに違いない。
若者もビートルズやマイケル支持、学校の授業の影響も
また、総合3位のザ・ビートルズは30代で1位、総合4位のマイケル・ジャクソンは10代で3位と、現在活動していないレジェンドアーティストが入っているのも気になるところ。ザ・ビートルズに関しては、若い世代から「学校の授業をきっかけに好きになった」というコメントも。ストリーミングや動画などで、過去の名曲に簡単に出会える現代。今後は、若い世代からレジェンドアーティストの名前が挙がることも多くなるかもしれない。
(文:洲崎美佳子)
『好きな洋楽男性アーティストランキング 2018』総合TOP10
ジャスティン・ビーバー
- 若いのに人気がある。馴染みやすい歌が多い(三重県/10代/女性)
- ベタ過ぎだが本当に歌が上手いと思う(長崎県/20代/男性)
- 生活態度は好きではないが、歌はやっぱりいい(兵庫県/30代/女性)
1
ブルーノ・マーズ
- カッコイイ。楽曲がどれも素晴らしい(福井県/10代/男性)
- 第二のマイケルと称されるダンスと歌声が好き(京都府/30代男性)
- 歌もパフォーマンスもカッコイイ(東京都/40代/男性)
2
ザ・ビートルズ
- 高校の先生の影響でたくさん曲を聴きハマった(愛知県/20代/女性)
- 時代に関係なく素晴らしい(長野県/30代/男性)
- その時代の先駆者だったから(愛媛県/40代/男性)
3
調査時期:2018年1月15日(月)〜1月18日(木)
調査対象:合計400名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査