『英語が上手い芸能人ランキング 2017』首位は渡辺謙&石原さとみ
男性部門1位はハリウッドやブロードウェイで活躍する渡辺謙
初の海外進出作『ラストサムライ』のときは、劇中のセリフ以外は通訳を必要としていた渡辺だが、その後の猛勉強もあって今では現地取材も英語で対応できるまでに。40代半ばからの勉強でここまでの上達を果たしたのは、本人の努力以外のなにものでもない。「ブロードウェイミュージカルで主演を務めるにはネイティブイングリッシュが要求されるから」(60代・男性)、「中年以降に英語を勉強し始めて、舞台の練習をこなし(その様子の密着テレビ番組を見た)、演じるのはかなり難易度が高いと思う。発音もきれい」(40代・女性)など、渡辺と同世代からの支持のほか、「ハリウッド映画などにも出ていて、英語がうまいと思った」(20代・男性)、「インタビューにはっきりと答えていた」(30代・男性)など、若い世代からも支持されていることがわかった。
女性部門1位はCMや役柄のイメージが強い石原さとみ
また、「一生懸命勉強したらあそこまで上手になれる。私もあんなふうになれるかなと思った」(20代・女性)、「長く英語圏で生活していたわけでないのに、あれだけ流暢にしゃべれるのは素晴らしいと思う」(50代 男性)など、男性1位の渡辺同様、本人の努力を評価する声も。英語を学ぶ人々にとっては、彼らのような存在は憧れでもあり、目標とも考えられているようだ。
芸能ニュースなどを通じて英語力が評価された
その一方で、宇多田や関根麻里のように、海外で育ったことが知られている有名人には、「ほぼネイティブレベル、むしろ日本語よりうまいのではないかと思う」(30代 男性)「朝の情報番組に出演していた時にとても上手だと思ったし、ハリウッドスターにも普通にインタビューしていた」(20代 女性)という、実績の評価がされたコメントが届いている。
意外だったのは、いわゆる“ハーフタレント”として活躍する面々が、上位にランクインしなかったこと。外国人の親を持つタレントは、ルックスのイメージが強いせいか「英語がうまい」ではなく「英語ができて当然」と思われているかもしれない。
(文:よしひろまさみち)
『2017 英語が上手いと思う芸能人ランキング』男女別 TOP10
調査時期:2017年5月23日〜2017年5月26日
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ(外部リンク)】会員10代以上の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ