2017年09月11日 08時20分

<連載>「ディズニー・ハロウィーンに行った」を英会話で〜イムランの「週末のできごとを英語で話してみよう!」第9回〜

写真は東京ディズニーランド「ハロウィーン・ポップンライブ」の様子/秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」は9月8日(金)から10月31日(火)まで(C)DISNEY [拡大する]

写真は東京ディズニーランド「ハロウィーン・ポップンライブ」の様子/秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」は9月8日(金)から10月31日(火)まで(C)DISNEY

 外国人とコミュニケーションを取るために、よく使われるのが「週末は何をしていたの?」というフレーズ。人気講師・イムラン先生が「すぐに使えて、今が旬の例文」を毎週、配信します。 第9回は、日本でもすっかり定着したハロウィーンについて。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーにて、8日よりスタートした秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」に参加した、というお話です。

<初級編>
Imran: Hey, Lisa, how was your weekend?
イムラン:やあ、リサ、週末どうだった?

Lisa: It was awesome! I went to Disneyland with my boyfriend. They were having the Halloween event.
リサ:最高だったわ。彼氏と東京ディズニーランドに行ったのよ。ハロウィーンのイベントがやっていたから。

Imran: That’s nice. What did you dress up as?
イムラン:いいね。何に仮装したの?

Lisa: I dressed up as Cinderella.
リサ:私はシンデレラに仮装したの。

Imran: Wow. You must’ve looked spectacular in a Cinderella dress. And how about your boyfriend?
イムラン:へえ。シンデレラのドレス、めちゃくちゃ似合っていたでしょ? それで、彼氏は?

Lisa: He didn’t dress up.
リサ:彼は仮装しなかったの。

Imran: Oh, that’s too bad. Why not?
イムラン:そう、それは残念だったね。なんでしなかったの?

Lisa: He couldn’t find anything that looked good on him.
リサ:何も自分に合うものが見つからなかったの。

Imran: I see.
イムラン:そうなんだ。

《Imran MEMO》

【1】You must’ve looked spectacular in a Cinderella dress.
【2】He must’ve looked awesome in an Aladdin costume.
【3】Wow, he must’ve been tired at the end of the day.

 今日のポイントは「must have」です。「must」は「〇〇しなければならない」という意味で習いますよね。今回の「must have」はこの「must」には全く関係のない表現です。「must have」は「〇〇に違いない」という意味で使われます。

 実際の会話では「〇〇に違いない」ってあまり言わないと思うので、実際に使いそうな日本語で覚えましょう。

【1】の表現は、「似合っていたでしょ?」
【2】の表現は、「アラジンのコスチューム、最高にかっこよかっただろうね。」
【3】の表現は、「じゃあ一日の終わりには疲れていたでしょ?」

 英語の場合、質問ではないのですが、日本語だと「〇〇だったでしょ?」という質問形式にした方が意味合いは近いと思います。もう一つの「〇〇だったんだろうね」も「must have」のニュアンスが通わります。

 英語の勉強をしていると、どうしてもこの表現はこの意味というような、1対1の関係で覚えないといけなかったり、「〇〇に違いない」という、日本語でも日常的に使わない日本語で覚えてしまいがちです。でもそうすると、テストで「「must have」はどういう意味でしょ? この4つから選びなさい」と言われたらわかるかもしれませんが、実際に使おうとすると、出てこないんです。そりゃそうですよね。そもそも「〇〇に違いない」って何て言うんだろう?なんて思わないですからね。

 だから、英語表現を覚える時は、自分が実際に使いそうな日本語とセットで覚えることがとても重要です。これを英語学習の世界では「usage」を前提に考えるという言い方をします。「usage」とは「使い方」、「慣習的な使い方」という意味の単語です。

 英語表現を学ぶ際は、常に「usage」を意識するようにしてください。

【プロフィール】
イムラン・スィディキ
1976年11月14日生まれ。セント・メリーズ・インターナショナル・スクール(小学校〜高校)、上智大学、上智大学大学院。英会話スクール『コペル英会話教室』麻布十番本校、銀座校の校長。YouTube上の公式チャンネルをはじめ、公式アプリ、ブログ、Twitter、Facebookなどでも人気。著書に『CD BOOK 超英語思考トレーニング』(明日香出版社)など。日本各地で英会話セミナーを開催し、わざわざ海外からセミナーに参加する受講生もいるほどの人気講師。「英語はストレスなく学ぶのが一番。英語を勉強している人に、いかにストレスを感じさせないか」を考えながらレッスンをしている。

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