2012年10月01日 15時52分
世界初! ドコモが「通訳電話サービス」を本格提供
エヌ・ティ・ティ・ドコモは1日、携帯電話を介すことで異なる言語でも会話を行うことができる通訳電話サービス『はなして翻訳』を11月1日より提供すると発表した。同サービスは9月末まで試験提供されていたが、商用で提供されるのは世界で初めて。サービス開始時には英・中・韓の3ヶ国語に対応し、11月中にドイツ語やフランス語、スペイン語など7ヶ国語を追加する予定。
同サービスはAndroidOS2.2以上のスマートフォン・タブレットが対象。専用アプリをインストールするだけで、発信した通話を相手の母国語に翻訳するほか、翻訳された内容を発話者が確認できるよう、通訳内容を再翻訳できる。
アプリは無料で提供されるため、通話・通信料のみで利用可能だが、海外で使用する場合は国際ローミングサービス「WORLD WING」の申し込みと設定が必要となる。通話以外にも、スマートフォンやタブレットを介し対面している相手と会話することも可能で、その場合はパケット通信料のみかかる。
そのほか、専用アプリをDLして外国語の看板や文章をカメラにうつすと、その日本語訳を画面に表示するサービス『うつして翻訳』を10月11日より提供。同サービスは10月末まで試験提供している「料理メニュー翻訳」アプリを商用化したもので、日本語の料理メニューや看板を英語・中国語・韓国語へ翻訳することもできる。利用料金は無料。