私立大学受験の仕組み
ユニークな入試を行う大学も増えており、一見すると複雑な仕組みですが、基本的には「入学試験の点数で合否」「センター試験の点数で合否」「入学試験+センター試験の点数で合否」の3パターンが主流。強みを活かせば難関大学へ入学することも可能です。
基本は3科目
大学によっては2科目や1科目を採用しているところもあります。受験生からすると勉強する科目が減るので嬉しいのですが、そのぶん志願者も多くなります。結果的に倍率が高くなってしまうので注意してください。
バラエティ豊かな一般入試
■センター試験利用入試
大学または学部が指定したセンター試験の教科・学科を受験し、その成績によって合否を決める入試を「センター試験利用入試」といいます。平成25年度では私立大学の約80%がセンター試験利用入試を実施。多くの場合、一般入試との併願が認められています。
■全学部試験
大学の全学部全学科が一斉に行う試験を「全学部試験」といいます。学部ごとに行われる入試とは日程が違うので、同大学の同学部を2回受験することもできますし、別の学科を併願することもできます。
■地方試験
大学の所在地ではない地方で受験できる入試を「地方試験」といいます。すべての大学が行っているわけではありませんが、移動時間や交通費を大幅に節約できます。遠方に住んでいる方は積極的に活用したい試験です。