大学受験者のための現代文勉強法
現代文を勉強してもなかなか点数が上がらないという方のために、大学受験に有効な勉強法をお教えします。以下の点に注意してみてください。
答えは文章中にある
問題用紙の冒頭には必ずと言っていいほど「次の文章を読み、問題に答えなさい」と書いてありますが、言い換えれば「必要なことはすべて文章中に書いてあります」ということ。実際に過去問を解いてみると分かりますが、文章で触れられていないことが解答になることはありません。世界史や数学の問題にこのような問題があるでしょうか。現代文は試験自体がサービス問題のようなものなのです。
稀に漢字や単語の知識が求められることがありますが、いわゆる難関校と言われる学校ほどその傾向は少なくなります。現代文は知識よりも思考力が求められているのです。
作品のテーマを知る
英語の長文読解では斜め読みで文章の流れを知ることが大切と言われていますが、現代文も同じです。まずは文章にざっと目を通してどのようなことについて書かれている文章なのかを知ることから始めます。本文中に何度も出てくる言葉、または文章の最初と最後の段落に書いてあることがテーマである可能性が高いので、今まで意識していなかった方はぜひ試してみてください