3次元革命で世界が変わる!? ドローンの魅力と可能性〜東京情報大学〜
これもドローン!? 知られざる最新映像のヒミツ
ドローンにも課題があり、他人の敷地の上を飛び回って撮影することの肖像権の問題は大きな議論になっています。また、強風や電波障害のために墜落する危険性も。同大が研究に使用している最新のドローンは、リモコンからの電波が途切れると、GPSで事前に登録した出発地点に、自分で戻ってくる機能を備えているそうですが、安全性や運用面を含めたドローン活用のルール作りが、求められているとのこと。
映像だけじゃない、ドローンでこんな未来が訪れる!?
そんな夢のある未来を創造できる柔軟な発想力を養い、未来を熱く議論できる若者を育てていくための刺激的な教材として、ドローンの研究に大きな価値を感じているようです。
伊藤教授は、最後にこうつけ加えました。「ドローンが空中に浮遊できるのは、姿勢センサーによって、プロペラの出力を制御しているからです。これは例えば舟をこぐ人が、川の流れにあわせて舵をとるのと同じですよね。実はギリシャ語の”舵をとる者=サイバネティックス”という言葉は情報学の重要な思想のひとつでもあります。ドローンは、まさに空中で舵をとる空飛ぶコンピュータであり、情報学の進化を象徴するような機械なんです。情報大学の研究者として、こんな面白いツールはありませんね」。
ドローンを活用した最新の研究をご紹介!
報道などから、なんとなく危うげなイメージも抱いていたドローンでしたが、今回の取材で、とても生活に役立つ、夢のある素晴らしいマシンだということが分かりました! これからのドローンが、どんどん身近なものになってくるのは間違いありません。ドローンが変える私たちの未来。東京情報大の取り組みから目が離せません!
東京情報大学
千葉県千葉市若葉区御成台4-1
(取材協力:東京情報大学)