イギリス「EU離脱」が世界に与える影響は? 各国の反応もまとめて解説

イギリスの“EU離脱問題”をわかりやすく解説。各国の反応はどうだったのか? [拡大する]

イギリスの“EU離脱問題”をわかりやすく解説。各国の反応はどうだったのか?

 先月23日に行われたイギリス国民投票では、約127万票差でEU離脱派が勝利し、世界中で大きな話題になった。だが、そもそも「EU」とはどんなものなのか? 離脱による影響は? 今さら聞けないこれらの疑問について、各国の反応とともに見ていきたい。

■EUとは?

 EUとは、戦争防止を目的とした組織から発展したもので、ヨーロッパの経済的・政治的統一を追求する共同体のこと。「単一通貨(ユーロ)の導入」「域内での関税撤廃」「“人の移動の自由”を実現する協定の締結」を主なルールとしているが、イギリスはユーロを導入しておらず、協定にも加盟していなかった。

■離脱による影響は?

 イギリスは、離脱によって「関税撤廃」を手放すことになる。もともと、日本やアメリカをはじめ、世界各国の企業がイギリスに進出し、投資を行ってきたのは、対EU輸出の拠点とするためだった。関税がかかるようになったら多くの企業が撤退する恐れがあり、それに伴って大量の失業者が生まれ、イギリス経済は大打撃を受けると予想されている。

 このため、イギリスでは「終わりのない困難、つまり混沌が待ち受けている(The Economist)」「EU離脱は若者や学生の未来を妨げ、イギリスの将来にダメージを与える(The Independent)」と報じるメディアもあった。

■各国の反応

 また、各国のトップは次のように発言している。

・アメリカ
「イギリス国民は声を上げたのであり、我々は彼らの決断に敬意を表する。米英間の特別な関係は永久である」

・ドイツ
「我々はイギリス国民の決断を遺憾に思っている。EU離脱は明らかにヨーロッパそしてその統一への過程に対して大きな打撃となる」

・フランス
「EU離脱の決断を大変遺憾に思っているが、EUは前に進むために変わっていかなければならない」

・日本
「投票結果が世界経済や金融、為替市場に与えるリスクを懸念しており、金融市場の安定化に万全を期す必要がある。しっかり対応していく必要がある」


 今後、イギリスは手続きを進め、順調にいけば2年後には離脱が実現する。そうなれば日本経済にも影響が出てくるだろう。この問題からは、しばらく目が離せない。

(記事/THE RYUGAKU)

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