覚えておけば役に立つ!会話に詰まらないための英会話質問集

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 英会話が苦手だと思う方の中には、「どう会話を始めたらいいのかわからない」や、「どう質問に答えていいのかわからない」という人が多いようです。質問や回答に詰まって、気まずい思いをした経験から英語に対して拒否反応が出てしまっている人も少なくありません。

 英語への苦手意識を克服するためによい方法は、よくある質問と答えを頭に入れておくことです。また、よくある質問と併せて、日本人が使いがちなNG質問を知っておくことで、知らないうちに失礼な質問をして、相手を不快な気分にさせてしまうことがないようにすることも大切です。英語でよく使われるQ&Aと、NGな質問を覚えて、スムーズな英会話ができるようにしましょう。

How are you doing?

「元気?」

― Fine.

―「元気」

― Not bad. How are you doing?

―「まあまあかな。あなたは?」

「How are you?」よりカジュアルな表現です。「I`m fine thank you, and you?」など、かしこまった返答をせずカジュアルに答えましょう。

How have you been?

「どうしてた?」

― Good.

―「元気だよ」

― I started learning Spanish.

―「スペイン語を習い始めたんだ」

前回会ってから少し間が空いた時によく使う質問です。

What’s up?

「最近どう?」

― The same old.

―「いつも通りさ」

― What’s up?

―「やあ」

最初の2つの質問と近い使い方ができるフレーズです。ただのあいさつでも使うので「What`s up?」で返しても良いでしょう。

Do you have time?

「時間ありますか?」

― Yes.

―「いいよ」

― Sorry, a bit busy now.

―「ごめん、ちょっと忙しい」

何か頼みたいときに使いやすい質問です。時間がない時は理由を付けて謝りましょう。

Do you have the time?

「今、何時か分かりますか?」

― Ten thirty.

―「10時30分だよ」

― Sorry, I don`t have a watch.

―「ごめん、時計持ってないんだ」

ネイティブスピーカーには「What time is it now?」は少し失礼に聞こえますので、こちらのフレーズを使いましょう。

How about 〜ing?

「〜しませんか?」

― (That) sounds good!

―「いいね」

― Hmm. How about 〜ing?

―「うーん、〜しない?」

何かを提案するときに使うフレーズです。気が進まない場合は他の提案をしてみましょう。

How about 〜(名詞)?

「〜しませんか?」

「How about」の後には名詞を使うこともできます。

What do you feel like for dinner?

「夕飯何が食べたい?」

― French.

―「フランス料理」

― Anything OK.

―「何でもいいよ」

何を食べたいか聞くときに便利なフレーズです。具体的なレストラン名で答えてもいいでしょう。

May I ask you something?

「ちょっと聞いてもいいですか?」

― Sure.

―「大丈夫ですよ」

― I`m sorry. I`m busy now.

―「ごめんなさい、今忙しいの。」

ビジネスの現場で質問する時は、このフレーズを挟むと丁寧です。

How is work?

「仕事はどう?」

― Everything is good.

―「順調だよ」

― Getting better.

―「良くなってるね」

日常会話でも使いやすいフレーズです。調子を聞きたい時に使ってください。

Everything OK?

「大丈夫?」

― Yes, Thank you.

―「うん、ありがとう」

― Could you help me?

―「ちょっと助けてくれる?」

「Are you OK?」は少し直接的過ぎるので、相手を気遣う時はこのフレーズの方が良いでしょう。

May I help you?

「何か手伝いましょうか?」

― I`m fine, thank you.

―「大丈夫、ありがとう」

― Thank you. Do you know 〜?

―「ありがとう、〜は分かりますか?」

困っている相手に使いたいフレーズです。大丈夫であれば「Thank you」を付けて断りましょう。

How’s the project?

「プロジェクトの進捗状況はどうですか?」

― It`s as planned.

―「予定通り進んでいます」

―We’re a little behind the schedule.

―「ちょっと遅れ気味ですね」

仕事の進み具合を聞く質問です。

May I speak to Mr.Kato, please?

「加藤さんに代わっていただけますか?」

― Hold the line, please.

―「少しお待ちください」

― He is out now. Should I have him call you back?

―「彼は今外しています。掛け直させましょうか?」

電話でよく使うフレーズですので丸暗記してしまいましょう。

Can I leave a message?

「伝言お願いできますか?」

― Sure.

―「はい」

相手がいない時に伝言を残すためのフレーズです。

How old are you? 「何歳ですか?」
年齢に関する質問は、あまり親しくない人には止めておきましょう。特に女性に対してこの質問をするのは大変失礼に当たるので、聞かないようにしてください。

What’s your yearly income? 「給料いくら?」
日本でも仲がいい人でなければ収入についてはあまり聞きません。こちらも失礼な質問です。

Are you married? 「結婚してるの?」
ビジネスの場でプライベートなことを聞くことはあまり一般的ではありません。結婚しているかどうかということですら、セクハラと捉えられることがあるので注意しましょう。

What is your blood type? 「血液型は何?」
欧米人は血液型をあまり気にしません。失礼な質問ではありませんが、聞かれた人は聞かれた理由がわからず不信に思うこともあります。
 英会話は質問と答えの繰り返しです。日本語でも英語でも、よく使われる質問と答えはある程度限られていますので、まずはここでご紹介したQ&Aをしっかり覚えておくようにしましょう。特に英語ではあいさつ代わりに使われる質問も多いので、質問に続く答え方を覚えておくことも大切です。

 そのような定型文を覚えておくことで、聞きたいことが聞けなかったり、質問にスムーズに答えられず、会話が詰まって気まずい思いをしたり、ということがずいぶん少なくなります。また、文化の違いから失礼な質問をしてしまうこともあるので、NGな質問を覚えておくことも大切です。スムーズに流れる英会話を目指すにあたって、役に立つQ&Aを参考にしてみてください。
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