2016年04月30日 10時20分

旅行で使える【実践英語】 チップの注意点も解説

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海外旅行中に使える例文やチップの基礎知識を紹介! この機会に覚えておこう

 日頃の英会話学習の成果を試すためにも、現地のショップやレストランなどでは積極的に英語を話すのがおすすめ。そこで今回は、旅行中に使える例文を複数紹介。日本では馴染みのないチップに関する注意点も解説する。

【ショップ】
 欧米では、店に入るとスタッフから「Hello, how are you?」と声をかけられることがあるので、その際は「Good, thanks.」などと答えよう。

 「May I help you?」と言われたら、見ているだけのときは「No, thank you. I'm just looking.」と答えればOK。もし買いたいものがあり、例えば黒のワンピースなら、「I’m looking for a black dress.」のように伝えれば探してくれるはずだ。

【レストラン】
 英語のメニューでは、どのような料理なのか想像するのは難しいので、まずは「Do you have a menu in Japanese?(日本語のメニューはありますか?)」とたずねてみよう。日本語メニューがあったとしても、オーダーは併記されている英語で行うことが、やりとりに慣れる近道だ。

 どれをオーダーするか迷うときには、「What would you recommend?(おすすめは何ですか?)」とたずねてみよう。会計はテーブル精算になることが多いので、テーブルの担当者に「Check please.(会計してください)」と伝える。このようなレストランでの英会話も旅行前にいくつか学習しておくといいだろう。

【チップの注意点】
 海外で戸惑うのがチップだ。「二度と来ない店、今回しか乗らないタクシーに、なぜ払わなければならないのか」と考え、支払わない日本人も少なからずいるそうだ。だが、チップの習慣がある国では、課税対象であり大切な収入源であることも多い。もし渡さなければ、レストランやタクシーなどで嫌な顔をされる可能性もある。

 その国の文化に従うことは大切だ。人のためならず、巡り巡って自分へのサービスに返ってくると考えて、きちんと払うようにしよう。

 チップの相場は、一般的なレストランであれば合計金額の15%、高級レストランでは20%。すごくいいサービスをしてもらったと感じたら、それより少し多く渡す。ただし、あらかじめ請求額に加算されている場合もあるので、伝票で必ず確認を。クレジットカードで支払う場合は、小計(SUBTOTAL)だけに金額が入力されていれば、自分でチップ(GRATUITY)と合計金額(TOTAL)を記入して署名しよう。

 そのほか、ポーターが荷物を運んでくれたら、1個につきUS 1ドル。タクシーを呼んでくれたベルボーイにはUS 1〜2ドルが目安。タクシーでは料金に15〜20%加算して渡す。

 海外で英語を話すためには、事前の準備が大切だ。シチュエーションを想定して学習しておくことで、楽しみが倍増するだろう。

【文/寺本亜紀】

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