2015年11月18日 09時00分

仕事で使える【英語表現】 要点を伝えるときの必須単語を紹介!!

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要点を手短に伝えたいときに役立つ“英単語”とは?

 何かを報告をする時には、必ず要点やまとめは必要になる。特に相手が忙しくて全てに目を通せないことが明らかな時ほど、最初に触れておかなければ伝わらない可能性が高くなる。そこで、まとめのパラグラフがはっきりわかるような表現を使うようにすることが大切だ。

 英語学習をしていると、自然と英語をカタカナ読みして日本語に混ぜて使ってしまうことがある。「要約」や「結論」の代わりに「サマリー」「コンクリュージョン」「リキャップ」という言葉がビジネスシーンで使われることがあるように、これらは英語でも一般的によく使われている。例文を交えて紹介していこう。


【summarize / summary】
要約する、手短にまとめる / 要約、まとめ、サマリー

<例文>We summarized today’s discussion points as below.
<和訳>本日のディスカッションポイントを以下の通りにまとめます。

<例文>Let me begin with the summary of our sales performance for Q3.
<和訳>第3四半期の営業成績のまとめから始めさせてください。


【conclude / conclusion】
結論づける / 結論、コンクリュージョン

<例文>We concluded that we have to reexamine our marketing strategy.
<和訳>マーケティング戦略を見直す必要があるという結論となりました。

<例文>We came to a conclusion that we would put the PR campaign on hold until next quarter.
<和訳>来四半期までPRキャンペーンを延期するという結論にいたりました。


【recapitulate / recapitulation】
(繰り返し)要約する / (繰り返しの)要約、リキャップ
比較的かたい単語だが、「recap」という短い言い方で使われることが多い。

<例文> Let’s recap today’s discussion point.
<和訳>本日の話のポイントをおさらいしましょう。

<例文> I would like to provide you with a recap of our proposal sent to you the other day.
<和訳>以前にお送りした私どもの提案につきましての要約をご提供いたします。


 ここで挙げた表現のほかにも「Straight to the point, ?」(単刀直入にいうと?)という言い方もある。

 最近は、英語公用語化の流れで、英語の意味はそのままにカタカナ読みをして日本語化してしまう傾向がビジネスシーンで見られる。今回、例に挙げた「サマリー」や「コンクリュージョン」もその一つ。ビジネス英語のボキャブラリーを増やす訓練になるかもしれないが、やはりカタカナ読みでしか使えないなんてことにならないよう、英語での使い方や本来使うべき日本語の定義は辞書で調べることも大切だ。

(記事/柏野裕美)

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