日常で困らない英会話のレベルとは?基準や失敗しない勉強方法を解説
今回は、日常会話に必要な英語力のレベルや、英語力を身に付けるための勉強方法についてわかりやすく解説します。日常会話レベルの英語力を身に付けるための習慣や、失敗しやすい勉強方法にもふれていますので、ぜひ英語学習にお役立てください。
■英語の日常会話に必要なレベル
・中学英語レベルが完璧
・TOEICスコアは470点以上
・英検は2級合格
■日常会話レベルの英語力を身に付ける勉強方法
・中学英語レベルの文法と単語をインプットする
・実際に英語をアウトプットする
・日常生活で使用するフレーズを覚える
■日常の英会話でよく使う例文やフレーズ
・挨拶・別れ際のフレーズ
・相手にお願いするときのフレーズ
■日常会話レベルの英語力を身に付けるための習慣
・英会話を勉強する目標・目的を意識する
・英語を使う場面をイメージしながら勉強する
・日常的に英語にふれる
・日常的にアウトプットを行う
■日常会話レベルの英語力を習得する際の失敗例
・リスニングを中心に勉強する
・ハイレベルな教材から取り組む
・基礎を身に付けずに留学する
■インプットとアウトプットを意識した勉強方法で英語力を身に付けよう
英語の日常会話に必要なレベル
まずは、日常会話に必要な英語力を身に付ける上で目安となる指標をご紹介します。
中学英語レベルが完璧
2020年度より小学校3〜6年の英語が必修化されたことを受け、義務教育では中学校卒業までに2,200〜2,500語程度の英単語を習います。日常会話に必要な英単語は3,000語程度といわれていることから、まずは中学英語の内容をマスターすることが大切です。参考書や問題集を購入する場合は、中学英語レベルのものを選びましょう。
TOEICスコアは470点以上
なお、日常会話レベルのTOEICのスコアは、730点までといわれています。それを超えるスコアを取るには、語彙力は5,000〜6,000語必要といわれており、英語圏に留学して半年〜1年程度で身に付く英語力と同程度となるでしょう。
英検は2級合格
日常会話レベルの英語力を身に付ける勉強方法
中学英語レベルの文法と単語をインプットする
語彙力を増やすための単語学習は、文法の学習と並行して進めることをおすすめします。文法だけを詰め込んでも、会話でよく使う表現はなかなか身に付きません。
反対に単語に偏った勉強をしていると、ひとまとまりのフレーズで文を組み立てる力が身に付きにくくなってしまいます。文法と単語をバランス良く学習していくことが大切です。
実際に英語をアウトプットする
例えば、「英語で日記をつける」「実際に英語を話す」「勉強した語彙を使って例文をつくる」といった、アウトプットを取り入れた勉強方法が有効です。
英語を話す機会を増やしたい人には、英会話教室がおすすめです。オリコンでは、実際に英会話教室を利用したユーザーの評判・口コミをランキング形式でまとめています。自分に合った英会話教室を見つけたい人は、ぜひ参考にしてください。
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日常生活で使用するフレーズを覚える
フレーズは自分の生活でよく使う表現から覚えていくといいでしょう。使用頻度の高そうな表現を優先的に覚えていくことで、効率良く英語の表現を増やせます。
日常の英会話でよく使う例文やフレーズ
挨拶・別れ際のフレーズ
・Hello. How are you?(こんにちは。元気にしてる?)
・Hi. How are you doing?(やぁ!調子はどう?)
・What's up? / What's going on?(最近どう?)
・How's it going?(うまくいってる?)
・Take care.(気をつけて)
・See you.(またね)
友人と外出先で偶然会った場面や、初対面の人と話す場面を想像しながら練習していくことで、学習効果が高まります。
相手にお願いするときのフレーズ
・Can you ... ?
・Will you ... ?
・Could you ... ?
・Would you ... ?
なお、相手にお願いするフレーズには「Please ... 」もあり、丁寧な表現と認識されている場合があります。しかし、日本語でいえば「〜してね」といった意味合いのため、丁寧に指示するというニュアンスが強い表現です。
相手や状況によっては、お願いや依頼に使うフレーズとして適切ではないケースも少なくありません。相手に不快な思いをさせないためにも、場面に応じてお願いをするフレーズを使い分けられるようにしておくことが大切です。
日常会話レベルの英語力を身に付けるための習慣
英会話を勉強する目標・目的を意識する
例えば、「3ヵ月後にTOEICのスコアで470点以上取る」「半年間で海外旅行先で困らない英語力を身に付ける」といったように、できるだけ具体的な期限と目標を決めます。目標が明確になることで、目標に対する現在の達成状況を意識しやすくなるはずです。
英語を使う場面をイメージしながら勉強する
単語やフレーズを機械的に暗記するのではなく、場面と関連付けて覚えていくのがポイントです。
日常的に英語にふれる
日常的に英語にふれる機会を増やすことで、ネイティブスピーカーが普段どういった話し方をしているのかがつかみやすくなります。映画鑑賞や動画視聴が趣味の人は、趣味の時間に英語のコンテンツを意識的に取り入れていくといいでしょう。
日常的にアウトプットを行う
インプットに偏った勉強方法では、自分の考えを英語で表現できるようにはなりません。覚えた知識をすぐにアウトプットすることにより、英語を使う機会を意識的に増やしていくことが大切です。
日常会話レベルの英語力を習得する際の失敗例
リスニングを中心に勉強する
単に英語を聞くだけではなく、初めはスクリプトを読んで意味を理解し、スクリプトを見ながら英語を聞いて徐々に耳を慣らしていきます。最終的には何も見ずに音声を聞いても理解できるようになるはずです。初めからリスニングを中心に勉強するのではなく、段階を踏んで取り組むことが着実に英語力を身に付ける方法といえます。
ハイレベルな教材から取り組む
自分に合ったレベルから英語学習を始めたい人には、英会話スクールに通うのもおすすめです。実際に通学するのが難しいようなら、オンライン英会話を選ぶといいでしょう。多くのオンライン英会話ではレベル別のコースを設けているため、初心者向けのコースから学び始めることができます
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基礎を身に付けずに留学する
留学するのであれば、必要最低限の単語や文法、会話で使うフレーズを身に付けておく必要があります。留学するだけでは英語力が伸びないケースも多いことを知っておくと、英会話の勉強における失敗を防げます。
インプットとアウトプットを意識した勉強方法で英語力を身に付けよう
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