Q.海外赴任する可能性がある場合の英語学習方法を教えてください
日常会話レベるの英会話をマスターしている方なら、海外ニュースメディアを視聴できる環境がある方にお勧めしたいのが、BBC ニュースやCNNニュースの活用です。大きなメリットとして、まずはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングを効率よく学習できること。そして、数ヶ月でビジネス英語の語彙を増やすことができることが挙げられます。
【習得ポイント1:リスニング】
相手の話している内容を聞き取ることができなければ、ビジネスを進めることができません。また、海外赴任の場合は会社を代表している立場で商談しているので、知ったかぶりをして意味を把握しないまま頷くなどの行為はビジネスではご法度です。
ビジネスに生かせるリスニング力をつけるために、CNNニュースやBBCニュースなどを英語音声で聞きましょう。ビジネスパーソンにとって、世界の動向を知ることは重要であり、時事ネタは必要な知識でもあります。
【習得ポイント2:シャドーイング(スピーキング)】
シャドーイングとは、聞いた英語をすぐ後から追いかけて同じように発音を真似する方法で、同時通訳の訓練のひとつにもなっている方法です。CNNニュースやBBCニュースなど海外ニュースメディアを流しながら、そのままあとに続けて英語の発音をしてみましょう。次第に口の動きがスムーズになるのがわかると思います。
【習得ポイント3:リーディング&ライティング】
CNNニュースやBBCニュースは、それぞれの公式ウェブサイトで読むことができます。また、英字新聞であれば、わからない単語に線を引くなどして意味を調べていけば語彙が徐々に増えるのでお勧めです。英字新聞は、駅の売店やコンビニで販売されています。また英文を書き写せばライティングの練習にもなります。
ツイッター(Twitter)などのSNSを利用すれば、移動中の電車などで最新ニュースを簡単にチェックすることができます。例えば「BBC News(World)」や「CNN」をフォローしておけば、興味がある記事はリンクから本記事にとぶことができるのでお勧めです。
>初心者向けのビジネス英語の学習法は?
ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。
小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。