空港到着直前の機内にて〜預け荷物のことを確認したい〜
そろそろ目的地に到着・・・預けた荷物はだいじょうぶ?
たまに出発地の空港で預けた荷物を、もう一度トランジットの経由地で引き取って、預け荷物として登録しなければいけないこともあったりするんです。それを忘れた友人は、荷物が届くまで中米で3日間も待たなければいけなくなりました……。さて、そんな不安を解消するためにも、CA(キャビン・アテンダント)に英語で話しかけてみましょう。
●「Excuse me, but this is my first trip to ○○(向かう国名).」
(すみません、○○に行くのは初めてなんですけど……。)
CA「OK.How can I help you?」
(どうしました?/直訳:どうやったらあなたを助けられますか?)
●「Should I check my baggage at the transit airport, again?」
(経由地の空港で、預け荷物をまた預け直さなければいけませんか?)
このように「○○(国)に行くのが初めてだからちょっと教えてほしい」というような態度を最初にとれば、ほとんどの場合、親身に相談にのってくれます。外国語上達の第一のカギは、プライドを日本にごっそり置いて、赤ちゃんになった気分で何でも聞いてしまうことです。日本を離陸するときに持っていってよいのは、好奇心だけ!
さて“How can I help you?”は、サービス業に従事する職業人の鉄板の英会話フレーズです。ショッピング中でも、レストランでも必ずこのひと言でサービスが開始します。あなたも街中で困っている外国人の方を見かけたら、積極的にこの英語で話しかけてみましょう。地図の指差し説明でもいいので、英語でコミュニケーションしてみてください。好奇心を大切に!
閑話休題。
英語で預け荷物と機内持ち込みは、
「預け荷物」⇒Check-in baggage
「機内持ち込み」⇒Carry-on baggage
といいます。
空港で機内にいくつ預けるか、というときに“How many check-in baggage do you have?”と聞かれるので、そのときは“I have one check-in baggage”と答えれば大丈夫です。
到着する空港によって、経由地の空港でまた荷物を預け直さなければいけないときがあるので、この英会話フレーズ“Should I check my baggage at the transit airport, again?”は覚えておきましょう。
〜旅行先でのトラブルを乗り切る! ワンフレーズ英会話 会話例〜
(すみません、○○に行くのが初めてなんですけど……。)
CA「OK. How can I help you?」
(どうしました?/直訳:どうやったらあなたを助けられますか?)
「Should I check my baggage at the transit airport, again?」
(経由地の空港で、もう一度荷物を預け直さなければいけませんか?)
CA「Yes, you need to/No, you need not.」
(はい、もういちどチェックインしてください/いいえ、その必要はありません)
相手に不安な気持ちを打ち明けて相談に乗ってもらうことは、外国語を学ぶ上で一番大切です。分からないことを“分からないから教えて欲しい”ときちんと伝えることは、何かを学ぶときの基本的かつ最重要な姿勢なのです。
大きなトラブルが起こる前に場数を踏む練習&生きた英語を学べる、一石二鳥なワンフレーズ英会話でした!
〜One More Tip〜
日本人にとって何の変哲もないあの折り紙の鶴、むちゃくちゃオススメなので、千代紙は持っていくモノリストに必ず入れておいてくださいね。(気に入った人には、その鶴に連絡先も書けますし)
編集プロダクションverbライター。 元NIKITA編集部スタッフ。上智大学英文科卒。国際恋愛派のコラムニスト。ezweb,yahooケータイ公式サイト「セクシー英会話術」を運営。英語スキルは通訳レベルの実力。