「ビジネス英語」で語学力より重要なものとは? 

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ビジネスシーンで上手くコミュニケーションをとるために重要なこととは?

 ビジネス英会話の最大のチャレンジは、英語そのものよりも文化的背景の違いを理解することだ。

 一般的にアメリカのように様々な人種や宗教など異なる文化や価値観が混ざり合う国や地域のコミュニケーションは、“ハイコンテンツ&ローコンテクスト”と言われている。平たく言うと、共通する理解が少なくないことを前提にすべてを語り尽くすスタイルだ。

 それに対し、日本はすべてを語らずしても理解し合う、もしくは深く理解をしなくても、さほどズレた解釈をすることがほとんどない。すなわち、“ローコンテンツ&ハイコンテクスト”でコミュニケーションが成り立つ。

 少なくとも昭和生まれの人たちが教えられた「This is a pen」のフレーズよりも、こちらのほうがずっと重要度は高いはずだ。

 今の時代、英会話はオンラインでも駅前でも学べるので、ある程度は国内で英会話力を身につけることができる。

 英語を習い始めた頃は講師に教えられるまま学ぶのでもいいが、ある程度、英語で話すことに慣れてきたら、説明不足の話し方になっていないかを講師に確認してもらうなどの工夫が必要だ。

■英語で語り尽くせるようになる方法

 語り尽くせていない場合、「Do you mean….?」とか「Are you saying that….?」といった言い方で相手から確認をされることがある。

 これは、人事職の人がマーケティングのわかるようでわからない話を聞かされているのをイメージするといいだろう。自分にとっては日常の会話でも、分野の違う人にとっては言いたいことがよくわからないことがあるのと同じなのだ。

 こういった時には、「Which part did you not get?」(どの部分がわかりませんでしたか?)、「Which part do you need further explanation on?」(どの部分の追加説明が必要ですか?)と確認するようにしよう。

 そうすることで、どういう時、もしくはどういうトピックで説明不足な話し方をしてしまうかを把握することが可能になる。

 日本人がプレゼン力やコミュニケーション力が低いと言われる理由の一つに、無意識のうちにローコンテンツ&ハイコンテクストのスタイルで英会話をしていることが挙げられる。

 「来年こそは英会話を!」と考えているのであれば、英会話学校の講師とハイコンテンツ&ローコンテクストとローコンテンツ&ハイコンテクストについてディスカッションをして、無意識のうちに出てくる、相手に理解されているという思い込みが起きていないかをチェックしてもらうのもいいだろう。

 こういった物事こそ、なかなか身に付けられないので、意識や目を向けることで英語力UPにつながるはずだ。

(記事/柏野裕美)

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