Q.子どもが受けられる英語検定について詳しく知りたい!
最近では、英検を小学生のうちに受けさせるご家庭も増えていますね。今回は、国際派におすすめの児童向け英語検定をご紹介します。
▼ケンブリッジ国際児童英検(YLE : Cambridge Young Learners English)
世界150ヶ国で受験されている国際基準の英語検定、ケンブリッジ英検が児童を対象に、1993年から導入した国際レベルの英語検定が「ヤングラーナーズ(略称:YLE)」テストです。
Starters(初級)、Movers(中級)、Flyers(上級)の3つのレベルに分かれていて、英国ケンブリッジ大学英語検定機構により公式認定された試験官が評価を行います。
テストの内容は、リスニングリーディング(読解)、ライティング、スピーキングの4技能。結果は、合否ではなく、ケンブリッジ大学の紋章が記載された認定証が授与されます。パート毎に1〜5段階にケンブリッジ大学の盾の紋章の数が記され、認定証で達成度を確認することができます。
▼国連英検ジュニアテスト
ジュニアテストでは基本リスニング力を測定します。6つのコース(E、D、C、B、Pre・A、A)で合格レベルを1級〜3級の3段階に分けて評価するので、実力にあわせてステップアップしていくことができます。
D・Eコースのみ自宅受験が可能です(※原則として、学校・教室・塾・スクール等団体での試験実施を基本。近くに受験可能な施設等が無い方が対象)。保護者の方を試験監督官として、自宅で試験を実施できるのもポイント。小さなお子さんも安心して受験できますね。
また、ジュニアテストと「国連英検」はレベルが連動しています。合格級により文部科学省から高校卒業程度の英語認定や外務省から海外派遣試験(アソシエート・エキスパート他)の英語力認定が受けられます。
このほか、「英検」の日本英語検定協会が実施している児童英検もあります。すべてリスニングテストです。ペーパー版のほかにオンライン版もあり、家庭や教室など、パソコンおよびインターネット環境(推奨環境)があればどこでも受験することが可能です。
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ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。
小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。