2017年04月17日 08時20分
覚えておくと役に立つ【英単語】 「show」の8つの活用法
「show」を使ったフレーズを紹介。英会話の幅を広げるためにも覚えておきたい
英単語の「show」といえば、「見せる」「示す」など意味が思いつくだろう。だが、前後にくる単語によって、さまざまな意味になる。そこで今回は、「show」を使った英語表現を8つ紹介していく。
【1】show stopper
直訳すると「ショーを止めるもの」という意味。つまり、「show stopper」は「ショーを一時中断しなければならないほどの拍手喝采を受ける演技」といったニュアンスになる。ここから転じて、「本当に素晴らしいもの」「すごく印象的なもの」などの意味として使われる。
<例文>
The dish was a real show stopper, though, in terms of its design.
(その皿はデザインに関して言えば、本当にものすごく印象的なものだった)
【2】show off
「見せびらかす」「自慢する」「よく見せる」という意味。日常会話なら、「Stop showing off!(見せびらかすの/自慢するのやめなよ!)」などの使い方ができる。
<例文>
Don't you think they just want to show off?
(彼らって、ただ見せびらかしたいだけだと思わない?)
【3】show up
「show」+「up」で、「現れる」「姿を現す」という意味の熟語になる。
<例文>
He had decorated the room with flowers and music, but the woman never showed up.
(彼は部屋を花や音楽で飾り立てたが、女性は姿を現さなかった)
【4】steal the show
直訳すると「ショーを盗む」だが、そこから想像できるように「人気をさらう」「話題をさらう」という意味のフレーズ。
<例文>
She stole the show there and was funny and fearless.
(彼女はそこで人気をさらい、おもしろく、大胆不敵だった)
【5】on show
「陳列されて」「展示されて」という意味。一方で、俳優などが「ショーに出ている」という意味になるケースもあるので、注意が必要だ。
<例文>
Several of his paintings are also on show.
(彼の絵のうちのどれかが展示されている)
【6】show around
「show(人)around」で「(人)を案内する、見せて回る」という意味になる。日常会話でかなり頻繁に使われる表現なので、覚えておきたい。
<例文>
I showed him around the woods like a tour guide.
(私はまるでツアーガイドのように、彼に森の中を見せて回った)
【7】make a show of
「〜を誇示する」「〜を晒し者にする」という意味。
<例文>
Do I want to make a show of myself and tell the captain? No.
(自分を晒し者にして、キャプテンにこの話をしたいかって? ノーだ)
【8】put on a(good)show
「ひと芝居打つ」「格好良く見せようとする」「うまいことやる」といった意味。ディズニー映画『アナと雪の女王』の挿入歌「For the First Time in Forever」にも、「Conceal, Don't feel, Put on a show(隠して、感情をなくして、演技をするの)」というフレーズが出てくる。
<例文>
They put on a good show and they kept him alive.
(彼らはうまいことやって、彼を生かしておいた)
前後の単語によって、さまざまな意味や用法をもつ「show」。日常生活でも使える表現ばかりなので、チェックしておこう。
(記事/THE RYUGAKU)
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