TOEFLにも有効! 英文が上達する「ライティング法」とは?

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英文が上達する「アカデミック・ライティング」を紹介

 日本人が英語のなかでも苦手とする英文ライティング。慣れも大きな要素ではあるが、最低限のポイントをおさえておくことでTOEFLなどのテストにも生かすことができるのだ。今回は、英文ライティングの基本のひとつでもある「アカデミック・ライティング(Academic Writing)」を紹介する。

 英語圏の多くの大学などでは、ライティングのルールに則って書かなければ、エッセイとして認めてもらえないことがある。さらに書くうえで必要になるのが、論理的な思考力。主観的な意見ではなく、データ等を用いて客観的に根拠を示さなければならないからだ。

 ここでは、アカデミック・ライティングのなかでも重要となる論証文(Argumentative Essays)の基本的な構成をおさえておこう。特定のテーマに関して、賛成もしくは反対を述べる文章の書き方で、TOEFLのテストや大学受験の英作文やリーディング問題で出題されることもあるので汎用性が高いといえる。

■論証文 最低限の3つのパラグラフ

 エッセイは、基本的にパラグラフが論理的に組み合わされている。3つのパラグラフの構成をみていこう。

【1】導入(Introduction)
提示されたテーマに関して賛成か反対か、メインアイデア(main idea)で主張する意見や立場を明確に表す。その根拠はいくつあるのかも同時に述べる。

【2】主文(Body)
「導入」で述べた自分の意見にサポートするデータや具体例を組み込む。
(1)Topic Sentence、(2)Supporting Sentenceの順で書く。Topic Sentenceとは、このパラグラフで伝えたいことを集約した一文。続いて、Supporting SentenceではTopic Sentence を支持する理由や具体例を書く。Bodyは3つあるのが望ましい。

【3】結論(Conclusion)
再度自分の立場表明と理由の説明を短くまとめる。「導入」で主張した点を「結論」で再度繰り返すことで、読み手は頭の中を整理することができ、説得力が増す。

 では、下記にどのように論証文を書くのか、一例を示すので参考にしてほしい。

■問題例)
It’s better for children to grow up in a big city than a small town. Agree or disagree with this statement. Support your opinion with reasons and examples.

▼Introduction
・I agree with the idea that it is better for children to grow up……. There are two reasons for this: education and medical access.
(賛成もしくは反対の立場を表明し、根拠を述べる)

▼Body(1)
・Topic Sentence:First of all, children in big cities …….
(1つ目の根拠を書く)

・Supporting Sentence:In big cities, there are a number of educational services, such as ……. According to the survey by the Ministry of Education, …….
(1つ目の根拠についてデータを用いて説明する)

▼Body(2)
・Topic Sentence:Secondly, children in big cities can live more …….
(2つ目の根拠を書く)

・Supporting Sentence:Children often get diseases or ……. The research by Ministry of Health shows …….
(2つ目の根拠についてデータを用いて説明する)

▼Conclusion
・In conclusion, for children, it is better to live in big cities in terms of …….
(なぜ賛成もしくは反対するのか結論としてまとめる)

■注意事項
 アカデミック・ライティングは、いかに客観的に文章を組み立てられるかが重要だ。そのため、以下のことに留意して書く必要がある。

・“I”、“You”、“We”をなるべく使わない
・“I think”、“I believe”は基本的に使わない
・Topic sentenceを疑問文にしない
・「〜だろうか」というように、読者に語りかけるような文章は基本的にNG
 悪い例) Have you ever lived in a small town?
・具体例として自分の体験を書きすぎない
・“Only”や“Just”などは避ける
 主観的な「わずか」などの表現は客観性が薄れるため

 基本となる3つのパラグラフをおさえて、まずは短文から書く練習を始めよう。

(文/寺本亜紀)

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