2012年11月20日 18時28分
円高の影響で、海外旅行者が過去最高1800万人の見込み
より海外旅行を身近にしてくれた「円高」の影響とは?
旅行会社・JTBが20日、円高が海外旅行に与える影響についての調査結果を発表した。2010年以降に観光目的で海外旅行をした1000人を対象に実施。円高のメリットを海外旅行に出かけてから実感する人が多く、約3割がこれを機に海外旅行を決める、または行先を変更。今年の海外旅行者数は2000年の1782万人を超え、過去最高1800万人台に達する見込みとしている。
海外旅行者増の大きな要因となった円高。直近の海外旅行に行くことや行き先を決める際に、円高が【強く影響した】と回答した人は6.0%、【多少影響した】が25.3%で、合わせて31.3%。このなかで、直近の旅行の内容の変更についても質問すると、全体の42.5%が【旅行日数を長くした】。そのほか【ホテルのグレードを上げた】32.6%、【国内ではなく海外に(旅行方面を変更)した】12.8%となった。また、実際に旅行先で円高のメリットを実感した人は52.9%と半数を超えている。
<調査方法>
調査実施期間:2012年10月19日〜25日
調査対象:首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、愛知県、京阪神(京都、大阪、兵庫)在住の男女で2010年1月1日以降、観光目的で海外旅行に行った20〜60代の男女各100名、計1000人。
調査方法:オンラインWEB調査