Q.TOEICのスコアが何点以上であれば履歴書に書いたほうがいいですか?
TOEICのスコアは、英語力を証明するものです。ですので、あまりにも低いと英語力の証明にはなりません。では、点数を書く目安が気になるところですが、TOEICの公表している「大卒新入社員のTOEICの平均スコア」は504点となっています。
そういったことを考えると、TOEICスコアが500点以上であれば、履歴書に書いたほうがいいでしょう。当然、スコアは高ければ高いほど英語力の証明になります。とはいえ、現時点のスコアが未達であっても、今後の成長を期待されて採用に至る可能性もあるので、自身でアピールの一つになるかを判断しましょう。
また、英検の場合は、2級は「高校卒業程度レベル」となっているため、2級以上から履歴書に記載することが多いようです。その際には、資格試験の正式名称で記載しましょう。
(例) 文部科学省認定 実用英語技能検定2級 合格
ちなみに、TOEFLは日本の企業ではTOEICほどまだ認知されておらず、採用の際にTOEICのスコアを評価の基準にしている企業がまだまだ多いのが現状です。留学経験のある人がTOEFLのスコアを書いてアピールすることは当然必要ですが、「TOEICでは何点ですか?」と聞かれることもあるようです。
就職活動の目的のためだけであれば、TOEICとTOEFLなど資格試験をたくさん受験するよりも、TOEICのスコアアップを目指したほうが今のところは評価につながりやすいようです。費やす学習時間を考えても、TOEIC一本に絞るほうが現実的かもしれません。
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ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。
小学校英語指導者資格取得。カナダ、アメリカ、オーストラリアで親子留学を経験。