超初心者向け! 40代子持ち音楽ライターの「オンライン英会話」奮闘記 #03

〜ついに!初レッスン編〜

  • CS_音楽ライター連載_#03

 英語初心者レベル、オンライン赤ちゃんレベル、Skype(以下:スカイプ)に関しては野生動物レベルである音楽ライターの筆者が、勢いでオンライン英会話に挑戦することに。

 スカイプの準備やレッスン予約を乗り越えて、ついに来たレッスン当日。果たして目の前に現れたのは鈴木保奈美似の先生か、葉加瀬太郎似の先生か…?レッスン初心者でも会話ができたのか!?

緊張の瞬間!目の前に現れた先生と英語であいさつ

  • Gee先生

    ホンワカ美人のGee先生

 “Hi. This is Gee from hanaso. Please add me to your contact list. Thank you.”
――ついにそのときが来た。この私が、人生初のオンライン英会話を体験する日が。前回、自分のPCにスカイプを接続し、鈴木保奈美似の先生と葉加瀬太郎似の先生を選ぶところまでいった連載も3回目。このたびご縁があった講師は、保奈美似のGee先生。これがね、いきなり結論から言ってしまうと、日本に住んでバンドのボーカリストとして活動していたというファンキーな経歴を持つGee先生との体験レッスンは非常に分かりやすく、そして楽しいひとときとなったのでした。自分に英会話レッスンを楽しめる余力が残っていたなんて、まずそこにも驚きです。

 オンライン英会話「hanaso」の体験レッスンは、講師のレッスン時間の中で自分が希望する枠を選び、ポチッと申し込むだけ。そして約束の時間にスカイプを立ち上げ、鎮座して待つ――って、実はね、この時間が一番緊張しました……。レッスン15分前、パソコンの前に座ってスカイプを起動。念のため画面に映る映像をチェックしたら、私の後ろにバッチリ掃除機が映っているではないか。げっ、生活感丸出し!あげく翌日から行く奄美大島出張用のバカでかいスーツケースとかも映っていて、生活感どころか物置感も出てるし。デスクトップに顔を近付けてよくよく見たら、こともあろうに私、すっぴんじゃん!慌てて邪魔なものを画面から見えないところに隠し、化粧もしたりなんかして。こんなにいそいそと部屋を片付けたの、20年前に彼氏を初めて家に呼んだとき以来じゃないかしら〜。とか思っていたら急にスカイプの着信音が!むしろ彼が来たときよりも心臓をバクバクさせながら通話をスタートさせたのでした。画面に映るGee先生はニコニコと可愛らしく、写真より保奈美度3割増しのホンワカ美人です。

Gee先生Hello, can you hear me?
川上Hello, yes, I can.
Gee先生My name is Gee. What is your name?
川上My name is Kikue Kawakami. Please call me Kiku.
Gee先生Kiku? OK, Kiku san!

 まずは軽くあいさつ。このくらいなら私にもできます。と同時に、これが私のMAXでもあるんですけど(笑)。しかしhanasoでは、体験レッスンといっても、いきなりフリーで会話するわけではなく、体験用に作られたテキストに沿って会話を進めるのみ。つまりは台本を読み合っていくようなものなのだけれど、これがまたやってみると意外に面白いんです。英語文を覚えてはいないけど意味は分かっているので、先生の問い掛けに応えるだけで意思の疎通ができていく。疎通が図れると、コミュニケーションを楽しむことができ、欲が出てくるんですよね。もうちょっと気の利いたことを言いたい!小粋なことが言いたい!みたいな。

単語も文法もめちゃくちゃだけど……25分間の体験レッスン乗り越えました

 “Where do you live?” “Do you live with your family?” といった基本的な自己紹介をお互いにしあい、少しずつそのテーマに付随したフリートークも展開します。そこで私が最初に焦ったのが、家族の中に犬がいることを伝えようとしたとき。「犬種」を聞かれたけれど、出どころ不明の保護犬なので説明ができず、“She is very small” と答えながら足元にいたワンコを鷲掴みにして見せるという荒業に。先生は “Oh! Very small! Very cute!” と喜んでくれましたが、「語句が分からず、実物を見せる」というスカイプならではの奥の手を序盤で使い切ってしまいました(←奥の手というより単なる苦肉の策)。

 その後は仕事の話から、お互いの趣味である音楽の話へ。元ロックバンドのボーカリストvs現役音楽ライターの、ふわっと外側だけなぞっていく会話に、職業柄か今度は喉元が痒くなる。キィーッ!もっと聞きたいことあるのに!唯一聞けたのが “What do you favorite Japanese singer?”。しかし先生、一旦フリーズ。「あ〜それは“Who is your favorite Japanese singer?” ですね」ってめちゃめちゃ流暢な日本語で教えてくれました。まさにそれですよ、私の「伝わっちゃいるだろうけれど、直してほしい思い込み英語!」うぅ、ありがたく頂戴します(泣)。その後、先生は「MISIA、中島美嘉、小柳ゆきなどが好き」という話や、「カラオケで熱唱するのが好きだ」という話で盛り上がってフリートークを満喫。声量のあるシンガーが好きならと “Do you know superfly?” と聞いてみるも、先生再びフリーズ。慌てて “she is a very beautiful voice singer” と付け加えたら “I see!” と笑顔で応えてくれたものの、おそらく先生の脳裏には一瞬、映画「THE FLY」のすごい画像が浮かんだのかも……。それも私の発音のせいだわ。すみません。

 そして25分間の体験レッスンは無事終了。もちろん心身ともにズタボロの満身創痍ですよ!けれども想像していたような敗北感がないのは、“why do you ☆△※〇 English ◇♂☆?”くらいの聞き取り具合でもテキストのおかげでなんとか返答できたからではないでしょうか。まずは、フリでもいいから話してみる。通じたら、楽しくなる。結果、この短いレッスンで私の英会話への恐怖心はだいぶ軽減されたのでした。もちろんステキな先生にあたったというラッキーも大きいんですけどね。ありがとう、Gee先生!ワタクシ、今、このままテキストを読むだけのレッスンなら続けたいくらいの気持ちではあります(笑)。
【プロフィール】
川上きくえ
1973年9月11日生まれ。神奈川県出身。音楽ライター。
高校在学中から音楽雑誌のアシスタントを始め、19歳でライターデビュー。音楽雑誌を中心に、エンタテインメント誌や映画プログラム、音楽系webなどで執筆。インタビューの相手は強面のミュージシャンからアイドル、俳優など多方面にわたる。夫は音楽ディレクター。どこに出しても恥ずかしくない娘(小6)と、どこに出してもおもしろいことになっちゃう息子(小3)の二児の母。
【校閲/株式会社ぷれす】
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