2016年08月20日 11時10分
「Cars」と「Cards」の英単語の発音の違いは何?発音方法の解説
「Cars」と「Cards」の発音の違い、あなたはわかる?
英会話を上達させるには、単語一つひとつの発音を意識することが大切。それは似たような単語であればあるほど、特に必要となる。今回は、「Cars」と「Cards」を声に出して読んでみてほしい。両者の発音の違いはわかるだろうか。
日本語では、どちらも「カーズ」と表記され、非常によく似ているのだが、実は異なった発音をする。
まず、「Cars」の発音。「z」の音なので、「ス」を濁らせた「ズ」の音になる。一方、「Cards」は「dz」の音なので、「ツ」を濁らせた「ヅ」の音になるのだ。つまり、カタカナで表記すると「Cars」は「カーズ」、「Cards」は「カーヅ」が正しいといえる。
続いて、それぞれの発音方法も解説していこう。
「z」の発音は口を少し開け、舌を上顎につけないように「ス」の音を出す。その状態のまま濁音にすると、「ズ」という音が出る。これが「z」の発音だ。「Cars」も、最後の「z」は舌を上顎につけないように抜けるような音にしよう。
続いて「dz」の発音。まずは「ツ」と声に出してみてほしい。一度、舌が上顎についただろう。同じ舌の動かし方で濁音にすると、それが「dz」の発音になる。「Cards」では、最後の「dz」がしっかり発音されるのだ。
日本語にはない発音の違いなので、最初は聞き取りで苦労するだろう。基本的には文脈から文章の内容を察することができるので、変な誤解を生むことは少ないが、ネイティブスピーカーは完璧に「z」と「dz」を聞き分けることができるそうだ。英語に慣れてきたら、発音の違いにも気をつけてみるといいだろう。
<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>
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