就職活動で英語力は重要?

  • 就職活動で英語力は重要?

 大学生にとって、大きなチャレンジの機会である就職活動。来る就活シーズンに向けて情報収集をはじめたばかりの学生もいれば、今まさに就職活動中の学生も多いでしょう。
 そして、就活において「英語力は重要なのか?」ということが気になっている学生も多いはず。グローバルな仕事に就きたいならば語学力は必須スキルであると容易に想像できますが、そうでない場合は英語力が就活にどう関わってくるのか、イメージしがたい部分もあります。 ここでは就職活動における英語力の必要性について、3つのポイントをご紹介します。
 先に述べたとおり、業界や職種によって英語力は必須です。例えば外資系企業や貿易会社、大手企業の国際事業部などで働きたいと思っているならば、ビジネスレベルの高い英語力が求められます。選考で「TOEIC990点」をアピールする学生もいますので、十分な英語力を持っていることを証明する必要があります。
 
 その一方で、最近では業界や職種に限らず、英語力が人材採用の決め手のひとつとなっています。海外進出を果たす企業も増えていく中で、社員を対象にした英語研修をおこなったり、TOEICのスコアアップ体制を整えたりしている企業も増えてきました。国際的なビジネスシーンでの共通言語である英語が、ビジネススキルとして社会人に求められているのです。
 企業の新卒募集の情報を見ると、応募条件に「TOEIC○○点以上」と明記している場合があります。このほかにもTOEFLや英検などの試験のスコアを、エントリーシートに記載しなければならないことがよくあります。
 
 新卒者に対して求める英語力は、企業ごとにさまざまです。ただし上記のような場合は、一定レベル以上の英語力を有していなければそもそもエントリーできる条件を満たしていないため、次のステップである書類選考や面接に進むこともできません。志望先へ応募する機会を失ってしまわないように、英語の勉強に力を入れておくことが重要だと言えます。
 「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれたときに、あなたならば一体どのようなエピソードを話しますか?この質問は就活においてよく尋ねられるのではないでしょうか。採用担当者は、学生の人柄や能力を知ろうとしています。集団面接や個人面接などでこの問いをうけたとき、自分の英語力をアピールできると高評価に繋がります。

 例えば「語学勉強のために留学・ホームステイをした」という話をすれば、英語力や向学心を有することに説得力があります。自分ならではのユニークな経験談も、目の前にいる面接官の心を動かすアピール材料になるでしょう。
このほかにも、面接官から「趣味は何ですか?」と聞かれたときに応用できます。「趣味は旅行で、海外へ行って現地の人々と会話をすることが好きです」といった答え方をすれば、コミュニケーション能力が高い人柄であることが伝わります。

 今はまだ自信がないと思っていても、英語力は仕事や趣味に活かせるスキルです。「就活のために」ということに限らず、「自身の将来のために」英語力を高める心構えを持つことをおすすめします。
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