2014年07月15日 09時20分

転職に強くなる!ビジネス英語と専門職に優位な「資格・試験」

転職やスキルアップを考えた、実務に直結した資格試験の種類とは? [拡大する]

転職やスキルアップを考えた、実務に直結した資格試験の種類とは?

 英文のメールや英語でのプレゼン、会議など、さまざまなシーンにおいて、英語を使う場面が増え、実践的なビジネス英語力が求められる一方で、ビジネスの現場に直結した英語の資格・試験はあまり知られていないのかもしれない。「TOEIC」や「TOEFL」はもちろんだが、実務に直結した「GTEC」など、実力派の資格試験もいくつか実施されている。まずは試験の種類と、特性やポイントを知っておこう。

■GTEC

 ベネッセとベルリッツ・インターナショナルが共同で開発。オンラインテストにより、「聞く」「読む」「書く」「話す」の4つの技能を多面的に測定する。オンラインによる4技能測定は世界初で、実際の生活・ビジネスに使用されるオーセンテイックな英語による出題がある。

■GMAT

 世界各国のビジネススクール(MBAプログラム等を学ぶための経営大学院)への入学希望者を対象に行われるコンピュータ受検。4つのセクションから成り、グラフの読み取り、数学、図表分析や推論等の高度な理解力が必要となる。エッセイのライティングや代数学や幾何学などの基本的な数学の知識を用いるなど、ハイレベルな英語力が必要で、論理的思考能力を試される試験ともいわれる。

■ビジネス英語翻訳士 検定試験

 BESビジネス教育学会が主催。ビジネスの実践面において使える翻訳能力を第三者機関として認定する目的で実施している。試験の種類は、ビジネス英語翻訳主任者、ビジネス英語準翻訳士、ビジネス英語翻訳士の3つのレベルがある。各試験とも和訳・英訳の両方の翻訳力が検定される。

■SST(英語スピーキングテスト)

 語学の学習書を出版するアルクが実施。試験官は受検者のレベルに応じてテスト内容を変化させ、受検者が国際社会において必要とされている英語の運用能力がどれだけあるかを評価する。15分間、1対1の対面式インタビューで英語のスピーキング力と運用能力を測る。電話で受検できる「TSST」もある。

 語彙力やライティング力、スピーキング力など仕事で必要とされる英語力をアップさせることができれば、現在の仕事だけでなく転職する際の試験や面接にも役立つに違いない。まずはTOEICやTOFLEのほかにどのような資格試験があるのか情報を集め、自分のレベルや目的に合った受検を考えてみよう。

※試験内容等が変更される場合あり。申し込む際は、事前にそれぞれの公式サイトで必ず詳細の確認を。

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