2013年07月24日 16時13分

志願したい大学、「明大」V5達成 〜勝因は「改革」

関東エリアの志願したい大学ベスト10(リクルート『進学ブランド力調査2013』より) [拡大する]

関東エリアの志願したい大学ベスト10(リクルート『進学ブランド力調査2013』より)

 リクルートは24日、関東・東海・関西エリアの高校生を対象に調査を実施した『志願したい大学ランキング』を発表。関東エリアでは、【明治大学】が5年連続で1位となった。同大学は、性別・文理別でも首位を獲得し、2008年の調査開始以来、初となる快挙を達成。“憧れの大学”としてのブランド力を見せつける結果となった。

 関東は「私立・大規模総合大学が上位」(同社)で、2位は昨年と変わらず【早稲田大学】。3位は【青山学院大学】で、昨年の5位から2ランク上がった。首位の明治大学は国際大学を系列法人化、順位を上げた青山学院大学は文系学部を青山キャンパスに統合したことなどを踏まえ、同社は上位大学の特徴を「学部学科の新設、大学の統合、キャンパス移転など、何らかの改革を行っている」と分析している。

 このほか、東海エリアでも【名古屋大学】が5連覇となり、次いで2位には【名城大学】、3位は【南山大学】。関西エリアでは、【関西大学】がV6を達成し、【近畿大学】(2位)、【関西学院大学】(3位)が続いた。“大学全入時代”といわれる今、高校生の志願度を高めるポイントとして同社は、「大学の改革が高校生の目に見えるような形で、うまく伝わってるかどうか」と解説している。

【調査概要】
調査名:進学ブランド力調査2013
集計対象:9414人(リクルート進学情報サービス会員で、関東・東海・関西の高校に通う2014年3月卒業予定者)
調査期間:2013年4月4日〜26日
調査方法:対象者に調査票を郵送し、記入後郵送で回収
データ出展:リクルート進学総研

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