大学の秋入学の賛否、教員と生徒間で認識に大きなズレ

大学の秋入学について、進路指導担当の教員には現状では賛成意見が少ない。 [拡大する]

大学の秋入学について、進路指導担当の教員には現状では賛成意見が少ない。

 リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルート進学総研は7日、全国の高校の進路指導教員に対して行なった『大学の秋入学』についてのアンケート調査の結果を発表した。秋入学について【賛成】は17.7%、【反対】が36.3%となっているが、昨年同社が発表した『高校生価値意識調査2012』では、37.8%の生徒が【賛成】で、【反対】は19.5%となっており、この問題について、教員と生徒の意識が対照的であることが明らかとなった。

 反対している教員の多くが、その理由として【高校卒業してから大学入学までの期間がムダ】と回答しているが、賛成している生徒の大半は【高校卒業してから大学入学までの期間を有効に使える】と答えており、双方の意見はまったくの正反対となっている。高校卒業から大学入学までの“ギャップターム”をポジティブにとらえている学生と、ネガティブに捉えている教員との思考の溝はなかなか埋まりそうもない。
 また、【家計の負担が増える】と答える教員も多いなど、秋入学の導入について乗り越えなければならないハードルは多くありそうだ。

【調査概要】
調査目的:全国の全日制高等学校で行われている進路指導・キャリア教育の実態を明らかにする
調査期間:2012年10月15日〜10月31日(11月5日到着分までが入力対象)
調査方法:質問紙による郵送法
調査対象:同社『キャリアガイダンス』を発送している全国の全日制高校の進路指導主事(一部単位制を含む)
集計対象数:1179人
データ出展:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ

『高校生価値意識調査2012』
調査目的:高校生の将来イメージおよび進路選択に対する価値意識を把握する
調査期間:2012年4月13日〜4月20日
調査方法:インターネット調査
調査対象:株式会社マクロミルのモニター会員のうち、2012年4月現在、高校2年生、3年生で大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討している男女。または、高校既卒者で、高校時代に大学・短期大学・専門学校いずれかへの進学を検討したことがある男女
集計対象数:1239人(うち、秋入学に関する設問は現高校2・3年生の826人が対象)
データ出展:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ

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