2012年10月15日 15時33分

リクルート、「オンライン予備校」事業に参入 1講座5000円で展開

リクルートマーケティングパートナーズが新たに開始した「オンライン予備校」の講義の様子 (C)ORICON DD inc. [拡大する]

リクルートマーケティングパートナーズが新たに開始した「オンライン予備校」の講義の様子 (C)ORICON DD inc.

 リクルートマーケティングパートナーズは15日、都内で会見を開き、オンライン予備校を開始したと発表した。同事業は高校生の大学受験をサポートする無料会員制サイト『受験サプリ』内で展開。Web上で大学受験対策講座を有料または無料で提供する。1講座につき60分×10講義の動画とテキストが用意され、受講料は5000円。既存予備校の約4分の1という低価格で提供し、現在約10万人いるサイト会員を来年頭までには18万人まで拡大する方針だ。

 同サイトは昨年10月にオープン。センター試験の最新4年分・15科目の過去問題のほか、37大学の大学入試問題などが無料でダウンロードできる点が特徴となっている。

 そのサイト内にきょうから公開された『オンライン予備校』は志望者の多い国立・私立大学の入試対策を講師が解説するというもので、教科は英語・数学の2科目。サイトにログインし、早稲田大学、慶應義塾大学、北海道大学、東北大学、大阪大学などの入試対策講座を選択、受講料を支払うと講座が視聴できる。センター試験対策講座は無料で受講可能。

 同社は今後、さらなるコンテンツ強化を図るとしており、来年4月からは高校1〜3年が利用できる講座を提供。また、基礎から応用まで学生の学力に合わせたコースも用意するほか、10月下旬からはスマートフォンにも対応させる予定。

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