予備校の奨学金制度について
奨学金を利用するメリットは、勉強時間を確保できることです。学費を稼ぐためにアルバイトをしてしまうと、肝心の勉強時間が少なくなってしまいます。勉強する時間を作るために、仕事に充てる時間が増えてしまうのは本末転倒です。奨学金を借りることができれば、経済的な余裕を持ちながら勉強時間を確保することができるでしょう。
また奨学金の選考方法は主に書類選考や面接等であり、取得しやすい傾向にあります。特待生制度とは異なり、学力などはあまり問われません。ただし、奨学金はいつでも申請できるわけではないので注意してください。出願期間も入塾後間もないところが多いので、早めに届け出ましょう。
有利子の場合は特に注意してください。予備校の1年ならびに大学4年の利子が合わさると低金利であってもそれなりの額になります。実際に奨学金を期日まで払えずに滞納してしまう学生も少なくありません。
奨学金の滞納が続くと個人信用情報機関に登録されてしまう可能性があります。いわゆるブラックリストというもので、ここに登録されることでキャッシュカードが持てなくなる可能性が出てきます。社会的な信用がなくなってしまうので注意しましょう。