予備校の費用はどれぐらい必要なのか

 「平成25年度学校基本調査」(文部科学省調べ)によると、高校を卒業した生徒の大学等進学率は53.2%(男子50.9%、女子55.5%)となっており、2人に1人は大学に進学している計算になります。就職のことも考えると最低でも大学に進学させたいと考えている親が少なくありません。

 大学受験の際に予備校へ通うことは必須ではありません。しかし、少しでも合格率を上げるためにも予備校へ通うのが一般的。日本の就職活動において学歴の空白期間は大きなマイナス要素となり、今後の人生にも影響を与える可能性があります。ただし予備校に通うにもお金が必要です。授業料は大体いくらぐらい掛かるのでしょうか?

学費の相場は?

 予備校といえば「駿台予備学校」「河合塾」「代々木ゼミナール」が有名ですが、現在はこの御三家に「東進ハイスクール」が加わって4社が競合している状態です。

 予備校によって費用がそれぞれ異なるわけですが、最も安いと言われているのが代々木ゼミナール。1講座あたりの値段が最も安く、現役学生が国英社の3講座を習う場合は約20万円となっています。河合塾が約40万円、駿台と東進が約50万円であることを考えると安さが目立ちます。

 ただしこの価格はあくまで基本講座であり、夏期講習や冬期講習などの値段は含まれていません。集中的に勉強できる長期休みは学力が最も成長する時期です。これらの料金を加算すると最も安価な代ゼミでも約40万円、他の3社ならば100万円程度は用意しておきたいものです。また浪人の場合は1年間で100〜150万円程度かかるようです。

講座数により増減

 上記の授業料は国英社の3科目であり、私立大学の文系を想定したものです。理数系は複数の科目を取ることが多く、また公立大学は試験科目が5教科ですから、授業料は更に高くなります。浪人してしまうと更にお金がかかることから、講座を増やすことはあっても減らすのは得策ではありません。一発合格を目指すためにもプラスアルファの支出は覚悟しておきましょう。