2012年04月14日 10時00分

有名参考書・問題集が使い放題! スマホを使った学習サポートサービス

 エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ社、日教販、ブックモールジャパンの3社は15日より、河合出版や語学春秋社、駿台文庫、Z会などが出版する参考書や問題集をスマートフォンなどで利用できる会員サービス『大学受験倶楽部』を開始する。通学や通塾、就寝前などの“スキマ時間”活用を狙った学習サポートサービスで、スタート時にはランキングが出るテストが1日1問出題される「大学受験倶楽部通信」の配信を実施する。

 5月中旬に提供される教材は、Z会の『速読英単語 入門編』をはじめ、駿台文庫の『システム英単語』、文英堂の『試験に強い!要点ハンドブック』シリーズなど、受験生にはお馴染みの参考書・問題集40タイトルが揃ったAndroid・iPhone用アプリ『ドリル型学習機能』(月額980円)。一問一答式の問題を短時間で繰り返し学習できる仕様で、教材は使い放題で、iPad、PCは順次対応。また、10月までに提携出版社を現在の6社から10社に増やすほか、提供教材を約100タイトルに拡充する予定。

 そのほか、授業をいつでも動画で受けられる「ムービー機能」や、受験生の実力測定に役立つ「模試機能」の提供や、過去に間違った問題を繰り返し学習や正答率が低かった問題のレコメンド学習、科目別、志望校別、所属校別のランキングなど、さまざまなコンテンツを追加しサービスの充実を図る。

 デジタルアーツ社が昨年実施した「未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査」によると、今や高校生の約3割がスマートフォンを使用している。今後市場が拡大することが見込まれる中、こうしたICTを活用した学習サービスはさらに注目を集めそうだ。

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