子どもたちと英語で楽しむ季節のイベント〜クリスマス編〜
では、アメリカの子供たちのクリスマスの過ごし方や、子供たちがどんな遊びをしてクリスマスを楽しんでいるのかをみてみましょう。
※アメリカでは、クリスチャン以外はクリスマスを祝いません。ここで紹介するのは、あくまでもクリスチャンの家庭のお話です。
クリスマスカードから始まる!
クリスマスシーズンの幕開けはクリスマスカードから。
“Merry Cheistmas”
“With all Good Wishes for Christmas and the New Year.”
(クリスマスと新年が素晴らしいものでありますように)
アメリカのクリスマスカードは年賀状も兼ねることが多いようです。また、キリスト教徒でない人には宗教色のないメッセージのカードを贈るのがマナー。子供たちも手作りのカードをつくってお友達と交換します。
イブの過ごし方
そして、アメリカのクリスマスディナーにはケーキはあまり登場しません。イブのスイーツの主役は、色も形もさまざまの華やかなクッキーたち。子供たちはクリスマスツリーの前にクッキーとミルクを用意してサンタさんをお迎えするので、イブにクッキーは欠かせないのです。
クリスマスカードは家族と友達全員に、ひとり何個も!
たとえば、「サンタさんからひとつ(これがメインのプレゼント)。ママから3つ。パパから5つ。おじいちゃんとおばあちゃんから3つずつ」もらうと、プレゼントの数はなんと合計15個。これだけのプレゼントが山と積まれている光景は、子どもたちにとって天国のようでしょう。
もちろん、プレゼントをもらうのは子供だけではありません。家族全員がプレゼントをいくつも交換しあうのです。そして、子供たちからも家族にちゃんとプレゼントを贈ります。似顔絵や工作など、手づくりのものが中心です。
「7が9を食べちゃった???」
“Why is six afraid of seven?” (6は7が怖い。な〜ぜだ?)
“Because seven ate nine!” (7が9を食べちゃったから!)
数字の8、つまりエイトとate(eat の過去形)は、発音が同じ??tなので、「セブン、エイト、ナイン」を「seven ate nine」にかけてダジャレにした、というわけです。
日本でも、クリスマス・イブくらいは家族そろって、ゆったりとした時間を楽しみたいですね。
クリスマスの子供向け英会話
日本でもすっかりお馴染みの英語のクリスマスの挨拶といえば「メリークリスマス」。でも、アメリカでも「特定の宗教色を前面に出すのは好ましくない」ということから、最近は放送などで” Happy Holidays”への呼び変えが進められています。日本人は誰にでも「メリークリスマス!」と言ってしまいますが、クリスチャンでない人に対してはあまり好ましくない表現のようです。注意しましょう。