こどもに英語を習わせるにはいくらくらいかかりますか?

【質問】 こどもに英語を習わせるにはいくらくらいかかりますか?

これからの時代、英語くらいは喋れなくては・・・と考えている小学校高学年の保護者です。今後の日本は格差社会がますます進行し、「海外で通用する/外国人と対等にコミュニケーションできるぐらいでないと、この子が大人になる頃にはまともな就職ができないのでは・・・?」と、親バカかもしれませんが、かなり深刻に心配しています。しかし、家のローンもあり、子どもにかけられる教育費にも限界があります。なるべく安く、なおかつ効果的な語学教育を受けさせたいのですが、どれくらいの費用を覚悟しておけばよいのでしょうか。

【回答】 「安物買いの銭失い」だけはなんとしても避けましょう!

ご心痛のほど、お察し申し上げます。ご心配の点はまことにごもっともだと思われます。
近年、「グローバル人材」という言葉が広く普及しています。「国際的に通用する人材」という意味ですが、これは単に「英語が書ける・話せる」というレベルの人材ではありません。たとえば、単身で海外赴任し、現地のスタッフとコミュニケーションを取りながら新規事業が立ち上げられるレベルの語学力・コミュニケーション力・バイタリティを兼ね備えた人材という意味です。
ご質問の「海外で通用する/外国人と対等にコミュニケーションできる」という点ですが、これはまさに「真のグローバル人材を目指す」ということで、生きた英語力をしっかり身につけていく必要があります。このような英語力を身につけるには、学校の授業だけでは心細いと言わざるを得ません。
生きた英語を身につけるためには、知識注入型の勉強よりも、コミュニケーション力の育成を重視した英会話が体験できる場が望ましいでしょう。具体的には英会話スクール、家庭教師、インターナショナルスクールへの進学などが考えられます。しかしコストパフォーマンスを総合的に考えるなら、期待できる成果に対して費用が安いのは英会話スクールではないでしょうか。
「英会話スクールよりも家庭教師の方が、子どもひとりひとりの進捗度に合わせたキメの細かい指導ができるのでは?」という質問も受けますが、英会力は学問ではなくコミュニケーションスキルですから、先生とのマンツーマン授業よりも、ほかの子たちとのコミュニケーション力も同時に磨ける英会話スクールの方が適しているのではないかと思われます。
なお、インターナショナルスクールの年間学費はおよそ200万円程度が相場といわれています。また、日本人が入学でき、なおかつ日本の学校教育法に適合するインターナショナルスクールは限られているということも知っておいてください。
英会話スクールの場合、学校によって受講料・教材費には違いがありますが、相場としては入会金と月額受講料がそれぞれ5,000〜20,000円、教材費が年間10,000〜20,000円というところです。
もちろん、月額20,000円前後、あるいはそれ以上の金額が、家計への負担が小さいとは決して思いません。
これより安上がりな英語学習法としては、家庭学習ができる通信教材やDVD教材、インターネット教材なども数多くあります。
しかし、英語力はコミュニケーション力でもありますから、一方通行の教材や、ネットを通じた音声と画面だけの教育で十分な英語力が身につくかどうかは疑問です。特に子どもの場合、これらの教材に飽きずに長期間取り組むのには、おのずと限界があるのではないでしょうか。
ネイティブ・スピーカー並みの正確な発音を身につけられるのは、頭脳の柔軟な小児期のうちです。この貴重な期間を無駄にしないためにも、取り返しのつかない「安物買いの銭失い」だけは絶対に避けなくてはなりません。

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