中学生からの英会話・英語教育

  • 中学生からの英会話・英語教育

 中学に入ると、科目ごとの得意不得意がより明確になってきます。最初に苦手意識を持ってしまうとローマ字を見るのすら苦痛になってしまい、どんなにわかりやすい教科書を与えられても反射的に拒否反応を示してしまうようになります。学校で受ける英語教育はどうしても「やらされている」意識で取り組んでしまいますが、英語については日本語と同じ「言語」です。苦手意識を持つ前の段階で、ナチュラルに英語を受け入れられるコンディションを整えてあげましょう。

英会話教室で実践的な英語を

 子どもは「勉強しないといけない」という風に、行為を強いられると途端にそれが苦痛に感じてしまうものです。子どもの頭は今、現在で満ちています。「将来役に立つから」という励ましはあまり効力を持ちません。初めて受ける英語教育が「学校の授業」と「英会話教室」なら、どちらがよいスタートを切れるでしょうか。ネイティブな講師と実践的な会話で英語に親しめる後者の方が圧倒的に優勢ですよね。英会話教室であれば、少人数制で進展具合を逐一見ながらレッスンを進められるので、学校の授業に取り残されるという事態はまず発生しないでしょう。中学生は、3年間で心身ともに目覚ましい成長を遂げます。英語をより自分のものにするなら、一日も早く英語に触れる機会を増やしてあげる方がよいでしょう。

英語に特化した中学校って?

 インターナショナルスクールの名は耳にしたことがあるのではないでしょうか。帰国子女や外国籍の生徒を対象とした学校で、校内での公用語は英語です。特例がない限り、一般の学童の入学は難しいでしょう。また国が定めた教育機関として認可されていないので、義務教育を修了したことにはなりません。インターナショナルスクールのほかにも、国際コースを設けた私立中学は全国にいくつか所在しています。こちらも帰国子女や留学生を多く受け入れているほか、中学生同士の国際交流カリキュラムも盛んなので自然に英語に触れることができます。

ひと夏の留学体験

 地域によっては、お寺などで中学生の合宿体験を実施しているところがありますよね。最近では、これの海外バージョンともいえるサマースクール(夏季留学体験)が増えています。夏休みを利用して、1週間〜1ヶ月の期間を海外で過ごすのです。現地では、地元の学生とレクリエーションを行ったり、スポーツを楽しんだりしながら語学の勉強を進めます。宿泊先は基本的に寮かホームステイです。思い出作りの感覚で参加する方もいれば、これをきっかけに翌年長期留学に挑戦する子どももいます。いずれにせよ、中学生という多感な時期に親元を離れて生活をする経験はその後の人生に大きく影響を与えますので、可能であれば1週間だけでも体験してみることをお勧めします。

そろそろ夢が決まる時期

 早い子だと、中学生の中ごろから将来の夢が明確になってきます。英語力の到達度は夢の大きさに比例するのではないでしょうか。次世代を担う子どもの可能性を広げてあげるためにも、あらゆる物事の経験値を少しでも多く積ませてあげることをお勧めします。

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