子ども向け英会話教室の選び方の基準は?親が気を付けるポイントも解説

子ども向け英会話教室の選び方の基準は?親が気を付けるポイントも解説

現在の日本では、小学3年生から英語の授業が始まることもあり、早いうちから英語を学ばせようと考える親も増えているようです。
この記事では、子ども向けの英会話教室を探したいが、どのような基準で選べばよいか悩んでいる方向けに、英会話教室選びのポイントをわかりやすく解説します。近くに子ども向けの英会話教室が少なく、選択肢がそれほどないという場合でも、教室を決めるための基準を持っておくと納得して入会の判断ができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

mokuji目次

  1. 子どもが英会話教室に通うメリット
  2. 英会話教室探しの前に確認しておきたいこと
    1. 子どもに英会話教室に通う意思があるかどうかを確認する
    2. 英会話教室に通う目的は何かを明確にしておく
    3. 英会話を学ぶには教室以外にも選択肢があることを認識する
  3. 子ども向け英会話教室選びのポイント
    1. 通いやすい立地かどうか
    2. 教育方針が目的に沿ったものであるか
    3. 講師が子どもに合いそうかどうか
    4. 教室の雰囲気が子どもに合っているか
    5. レッスンの人数が子どもに合っているか
    6. サポート体制が整っているか
    7. 価格に納得できるかどうか
  4. 子どもが英会話教室に通い始めてから親が気を付けるポイント
  5. 英会話教室選びのポイントを理解して子どもに合った教室を選ぼう

子どもが英会話教室に通うメリット

子どもが英会話教室に通うメリットは、講師の発音の仕方や表情、ジェスチャーなど細かい部分を直接見て、リアルタイムでコミュニケーションをとりながら英語に触れることができる点です。
オンライン英会話と異なるポイントとしては、グループレッスンでのゲーム形式のアクティビティなど、他の子どもたちと一緒に楽しく英語を学ぶことができる点が挙げられます。
また、早い時期から英会話教室に通うことで、小学3年生から始まる英語の授業でも、英語に苦手意識を持つことなく、余裕をもってよいスタートを切ることができるでしょう。

英会話教室探しの前に確認しておきたいこと

英会話教室探しの前に確認しておきたいこと

実際に英会話教室を探し始める前に確認しておくとよいことを解説していきます。

子どもに英会話教室に通う意思があるかどうかを確認する

まずはじめに、子どもに英会話教室に通いたい、英語に触れたい、もしくは英語に興味があるといったポジティブな気持ちがあるかどうかを確認してください。この気持ちがあるかどうかがなによりも大切です。もし、子どもが英会話教室に無理に通わされたと感じる場合、効果的な学習ができないだけでなく、英語を嫌いになってしまう可能性もありますので、注意しましょう。

英会話教室に通う目的は何かを明確にしておく

次に、英会話教室に通う目的をはっきりとさせておきましょう。例えば、子どもが「英語に触れることは楽しいという感覚を覚える」、「英語で自己紹介や簡単な会話ができるようになる」、「英語で日常会話を流暢に話せるようになる」などが挙げられます。目的を明確にすることで、その英会話教室が目的に合うかどうかという基準が生まれます。
また、通い始めて時間が経っても目的が達成できない可能性が高いと感じた場合は、他の教室を探したり、英会話教室を一旦やめたりといった判断もしやすくなります。結果として、親子ともに無駄な時間を過ごすことがなくなるでしょう。

英会話を学ぶには教室以外にも選択肢があることを認識する

英会話教室以外にも子どもが英語を学ぶ手段はあります。例えば、オンライン英会話や英語学童、自宅で映画や動画の視聴、アプリ、絵本を使った学習などが挙げられます。最初から英会話教室一択とするのではなく、他の選択肢や、家での学習を組み合わせることも視野に入れて、子どもがより英語に興味を持ち、楽しく継続できる方法を親子で探していきましょう。

オンライン英会話は、PCやタブレットなどの端末を利用して、インターネットを通じて講師と英会話レッスンを行う方法です。通いたい教室が近くにない場合には、オンライン英会話も選択肢に入れるとよいかもしれません。オンラインだと送り迎えの必要がないことや、時間の融通が利きやすいことがメリットとして挙げられます。

一方、英語学童は、放課後に子どもを預かってくれ、その間に英語を教えてくれるという仕組みです。ただし、料金が割高になりますので、その点を含めて検討するようにしましょう。

自宅学習する際には子どもが好きな映画を英語で見る、YouTubeなどで英語の学習動画を見る、英語学習のアプリを使用する、親が子どもに絵本の読み聞かせをしてあげるなどがあります。
自宅でのおすすめ学習法については、学年別に下記の記事で紹介していますのでぜひ参考にしてください。
小学生の自宅英語学習法は?楽しく効果的に勉強する方法を解説

子ども向け英会話教室選びのポイント

子ども向け英会話教室選びのポイント

それでは、いよいよ英会話教室選びを始めましょう。ここから英会話教室を選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。

通いやすい立地かどうか

直接通うタイプの英会話教室の場合、そもそも通いやすい立地でないと学習の継続が難しくなります。親子ともに負担が少ない立地の教室を選びましょう。
通いやすい立地とは、徒歩15分ほどを目安とするとよいようです。子どもの場合は、同じ時間で歩ける距離が大人よりも短くなりますので、1km圏内にある教室であれば理想的といえるでしょう。

教育方針が目的に沿ったものであるか

英会話教室にはそれぞれ教育方針があります。英会話教室に通う目的が「英語に親しむ」である場合と、「英語を流暢に話せるようになる」では求められるレッスンの内容も変わります。検討している教室の方針が目的に合っているかを確認しましょう。

講師が子どもに合いそうかどうか

通ってみなければわからないポイントでもありますが、講師が子どもに合いそうかどうかを確認しましょう。そのためにはまず、子どもに体験レッスンを受けてもらうことをおすすめします。その際、通っている子どもたちが楽しそうにレッスンを受けているかも判断するポイントになります。
また、教室にもよりますが、講師としてネイティブと日本人が在籍している場合があります。ネイティブの講師であれば、子どもの耳が鍛えられ、英語の発音が良くなること、また文化が異なることへの理解など日本人以外の人との交流による子どもの成長が期待できるでしょう。一方日本人講師であれば、細かいことを親が相談しやすいといった点や、日本人ならではの英語学習のつまずきポイントを理解した指導をしてくれる可能性が高いです。いずれにしても、子どもとの相性を親が見てあげることが重要になります。

教室の雰囲気が子どもに合っているか

英会話教室にはそれぞれの教室が持つ雰囲気があります。通っている他の子どもたちの様子を見て、自分の子どもに合っているか、教室に清潔感があるかを確認するようにしましょう。たとえ立地や講師が良くても、教室の雰囲気が子どもに合わなかったり、清潔感がなかったり、冷暖房などの設備面が整備されていなかったりすると、子どもが快適に学習できないためです。

レッスンの人数が子どもに合っているか

教室にもよりますが、グループレッスン、少人数レッスン、1対1のプライベートレッスンなど、複数の形式をとっている場合があります。子どもにはどのタイプが合っているか見極めることが大切です。例えば、グループレッスンでは、レッスンに積極的な特定の子どもしか発言しないといったこともあります。その場合、会話に参加できない子どもの成長の機会が減ってしまいますので、子どもの性格に合わせて判断するようにしてください。

サポート体制が整っているか

サポート体制も教室選びの重要な要素の1つです。例えば、子どもが体調不良で欠席した際に振替のレッスンを受けられるかどうかや、親子ともに何か困ったことがあったときに相談しやすい環境であるかどうかがポイントになります。

価格に納得できるかどうか

最後に、料金がレッスン内容や環境に見合っていると感じられるかどうかも大事なポイントです。料金が高すぎると感じる場合は、無理に子どもをその英会話教室に通わせる必要はありません。他の教室を検討するか、オンライン英会話や自宅学習など、英会話教室以外で英語を学ぶ方法も選択肢として考えてみるとよいでしょう。

子どもが英会話教室に通い始めてから親が気を付けるポイント

子どもが英会話教室に通い始めてから親が気を付けるポイント

英会話教室が無事決まり、子どもが通い始めたら、親は全力でサポートしてあげましょう。例えば、レッスンの予習復習として、テキストを子どもと一緒に読む、レッスン後に子どもが覚えてきた英単語やフレーズを教えてくれたら「よくできたね、すごいね」とたくさん褒めてあげるなど、子どものやる気をアップさせ、自信がつくようなコミュニケーションをとることがおすすめです。また、親も楽しんでいる様子を見せてあげることで、子どもも英語にさらなる興味を示してくれることが期待できます。

英会話教室選びのポイントを理解して子どもに合った教室を選ぼう

この記事では、子どものための英会話教室選びのポイントを解説しました。子どもがより英語に興味を持って、楽しく学べるよう、子どもに合った教室選びが大切です。体験レッスンのときに子どもが楽しく通えると親が感じても、通ううちに合わなくなってしまったり、楽しく通えなくなったりしてしまうこともあります。そのようなときは無理やり通わせるのではなく、子どもがどう感じているのかしっかり聞き、子どもに向き合った上で、心地よく通える方法を親子で一緒に考えましょう。楽しみながら英会話教室を利用できるよう、子どもを見守りつつサポートしてあげてください。

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