7歳(小学1年生)からの英語学習が効果的?その理由とおすすめの学習方法も紹介

7歳(小学1年生)からの英語学習が効果的?その理由とおすすめの学習方法も紹介

7歳は、日本では小学1年生となる年齢です。子どもが小学校に上がったことを機に、英語を学ばせた方がいいのではないかと悩む親も多いことでしょう。
7歳からの英語学習は、効率的な英語習得や、将来の学習習慣の基礎を築く上でも重要です。本記事では、その理由とおすすめの学習方法について詳しく解説します。

mokuji目次

  1. 7歳からの英語学習の重要性
    1. 言語発達のピークに効率よく学習するための準備
    2. 小学校生活で学習習慣が身につくので英語学習がスムーズ
  2. 家庭で実践できる効果的な英語学習方法
    1. 英語の絵本を読む
    2. 英語の歌やチャンツでリズム学習
    3. 英語の日記を書く
    4. アルファベットを書く練習をする
    5. フォニックスの練習をする
    6. オンライン英会話
    7. 英語学習アプリ
  3. 英語学習を成功させるためのコツ
    1. ゲームやアクティビティを取り入れることで楽しみながら学習する
    2. 親子で一緒に学ぶ利点と方法
    3. 短時間でも継続する学習の仕組みづくり
  4. 7歳から効果的な英語学習は可能

7歳からの英語学習の重要性

7歳からの英語学習の重要性

7歳という年齢は、小学校に入学し、子どもにとって環境が大きく変わる節目です。授業という新しい形式に慣れること、クラスメイトとの付き合い方など、親から離れて新しい生活に向き合いながら自立に向けて成長していく第一歩でもあります。7歳という節目の年から英語学習を開始することの重要性について、解説していきます。

言語発達のピークに効率よく学習するための準備

脳の言語野(言葉を司る部分)の発達のピークは8〜10歳といわれています。その前の時期から英語学習を開始しておくことで、ピークの時期に効率よく英語の習得を進められる可能性が高まります。例えば、7歳から英語に触れておくだけで、文法など本格的な英語学習を始める際に英語に苦手意識を持つことなく取り組むことができるでしょう。小学校で英語の授業が始まるのは3年生からなので、それまでにある程度英語に慣れておくことで、授業にも余裕をもって取り組むことができると考えられます。

小学校生活で学習習慣が身につくので英語学習がスムーズ

7歳は、小学校1年生となり、机に向かって勉強するという習慣ができてくる年齢でもあります。小学校で受ける授業の他、家では宿題をすることで、机に向かって勉強することに慣れていきます。そのため、英語学習にもスムーズに取り組んでいける可能性が高くなります。また、机に向かっての学習ができることで、会話だけでなく読み書きを含めた総合的な英語学習が可能となるでしょう。

家庭で実践できる効果的な英語学習方法

家庭で実践できる効果的な英語学習方法

ここからは、ご家庭で実践できるおすすめの英語学習方法について解説していきます。いずれも、短時間で多くを覚えたり、たくさん練習したりする必要はありません。学習の成果を上げるには継続することが重要です。無理せず、少しずつでいいので毎日続けてできる内容を試してみましょう。

英語の絵本を読む

イラストが豊富でカラフルな絵本を選び、楽しみながら英語に触れてもらいましょう。親子で一緒に読み進めることでコミュニケーションもとることができます。1日1ページずつなど、無理のない範囲で楽しみながら進めてみてください。
また、音声付き絵本というものもあります。これは、CDが付属していたり、インターネットに接続して音声を流したりすることができるものです。これを利用して、ネイティブの正しい発音を聞きながら絵本を読み進めるというのも、リスニング力が鍛えられるのでおすすめです。

おすすめの英語の絵本
■Goodnight Moon
『おやすみなさいおつきさま』の邦題で有名です。うさぎが、大好きなもの一つひとつに「おやすみなさい」の挨拶をしていくお話。かわいらしい絵と韻を踏んだ英語が特徴的。

英語の歌やチャンツでリズム学習

英語の歌やチャンツ(リズミカルな詞)は、言葉のリズムやイントネーションを自然に身につけるのに役立ちます。歌詞をプリントして、それを見ながら歌うと、視覚と聴覚の両方を使って学習できます。
子どもが好きなディズニーアニメの挿入歌の英語バージョンの歌詞を見ながら歌ってみるなど、子どもが楽しみながら歌える曲を選ぶことがポイントです。

英語の日記を書く

まだ日本語も完全に習得できていないうちから日記なんてと思われるかもしれませんが、日本語での日記のように文章をたくさん書く必要はありません。絵を多めにして、それを説明する単語を書いてみるだけでもよいのです。身近な英単語に触れる練習として、取り入れてみてください。

アルファベットを書く練習をする

アルファベットの書き方を覚えることは、英語学習の最初のステップです。手書きで練習することで、文字の形やアルファベットの順序を覚えていきましょう。こちらも一度にたくさん覚える必要はありませんので、子どものペースで進めてもらいましょう。インターネット上には、無料でダウンロードできるアルファベットの練習用シートもありますので、ぜひ活用してみてください。

フォニックスの練習をする

聴力が柔軟な7歳のうちに、フォニックスの練習を始めるのもおすすめです。フォニックスとは、英語の文字(アルファベット)とその音(発音)との関係を学ぶ指導法です。具体的には、各アルファベットが持つ基本的な音を教えることで、知らない単語でも音を頼りに読み方を推測できるようになります。例えば、「c」は「ク」、 「a」は「ア」、「t」は「ト」の音を持つので、これらを組み合わせることで「cat(キャット)」と読むことができるようになります。
YouTubeでは、フォニックスソングと呼ばれる、フォニックスを音楽に乗せて覚えやすくしてくれている動画がたくさんありますので、子どもの好みに合わせて選び、一緒に歌いながら練習するのもおすすめです。

オンライン英会話

オンライン英会話を受講するという方法もあります。オンライン英会話のメリットは、低コストでありつつ実践的な英会話力を養える点です。また、家にいながらレッスンが可能なため、親が子どものレッスン風景を見ることができます。

英語学習アプリ

無料の英語学習アプリなら、気軽に色々なものを試すことができます。ただし、途中から有料になるものもあるようなので、よく検討した上で利用してみてください。子どもがアプリで学習する場合、時間を決めて、タブレットなど大きい画面の端末を使用するのがおすすめです。

英語学習を成功させるためのコツ

ここからは7歳からの英語学習を成功させるためのコツを解説していきます。

ゲームやアクティビティを取り入れることで楽しみながら学習する

おすすめのゲームやアクティビティを紹介しますので、参考にしてみてください。

英語版ビンゴゲーム

英語版ビンゴゲーム

[準備]
ビンゴカード:9マス(3x3)または16マス(4x4)に、学習したい英単語や数字、アルファベットなどを書き込む。
呼び出しカード:ビンゴカードと同じ単語や数字を書いた小さなカード。

[やり方]
各プレイヤーにビンゴカードを配布します。
呼び出しカードをシャッフルし、1枚ずつ引いて声に出して読み上げます。
プレイヤーは自分のビンゴカードに該当する単語や数字があれば、マークをつけます。
一列(縦・横・斜め)が揃ったら「Bingo!」と声を出します。
ゲーム終了後、使用した単語の発音練習や意味の確認を行います。

[ポイント]
テーマを設定:動物、食べ物、色などテーマを決めて単語を選ぶと、特定の語彙を集中して学べます。
複数回プレイ:繰り返し行うことで、自然と単語を覚えることができます。

「Simon Says(サイモン・セズ)」ゲーム

「Simon Says(サイモン・セズ)」ゲーム

[概要]
指示に従って体を動かすゲームで、英語の指示語や動詞を楽しく学べます。リスニングと反応速度を鍛えるのに適しています。

[準備]
特別な準備は不要です。動くためのスペースがあればOK。

[やり方]
リーダー(親)が「Simon says, 'Jump!'」のように指示を出します。
「Simon says」がついた指示には従い、つかなかった指示(例:「Touch your nose!」)には従わないようにします。
間違えて動いてしまったら1ポイント減点、または交代します。
様々な動作や指示を使ってゲームを続けます。

[ポイント]
簡単な動詞から始める:jump, clap, sit, stand, touchなど基本的な動作からスタート。
バリエーションを増やす:慣れてきたら形容詞や場所を組み合わせた指示(例:「Simon says, 'Touch your left ear.'」)を追加。
役割交代:子どもがリーダー役を務めることで、話す練習にもなります。

親子で一緒に学ぶ利点と方法

親子で学習することで、子どものモチベーションが高まり、学習が習慣化します。また、親が積極的に学ぶ姿勢を見せることで、子どもはその姿を見習い、学ぶことに対する前向きな態度を育てることができます。「親も学んでいる」という事実は、子どもにとって「学ぶことは大切で楽しいこと」というメッセージになります。さらに、親は子どもの学習の進捗状況や、理解度を直接把握することができるため、適切なタイミングでサポートしたり、学習の内容や方法を調整したりすることができます。

短時間でも継続する学習の仕組みづくり

継続は力なり」というように、短時間でも毎日学習を続けることが大切です。人は情報を覚えても、時間が経つほどに忘れていきます。覚えたことを復習しながら、継続して学習することで、記憶を定着させることができます。また、短時間にすることで集中力を保ちながら学習することができ、より効率よく知識を吸収できるでしょう。例えば毎日10分だけでもいいので、英語を勉強する時間を作り、それを継続してみましょう。

7歳から効果的な英語学習は可能

7歳から効果的な英語学習は可能

7歳から英語の学習を開始することは、これから来る脳の言語野のピークに備えての準備という意味でも、小学校に入り学習習慣ができてくる年齢という意味でも重要です。効果的な学習ができるよう、子どもが楽しんで毎日継続できる勉強法を取り入れながら、親子で一緒に英語を学んでいきましょう。

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