子ども英会話に必須! 知育系ゲームのメリット&デメリット

  • 【画像】子どもと遊ぶ親子

 子ども英会話を始めるとき、学習用のゲーム選びに迷うママも多いのでは? 早い段階で子どもに「英語=楽しい」と認識させることは非常に大事なことです。それでも、子どもはつまらないゲームではすぐに飽きてしまう反面、あまりに親が熱心すぎると逆効果になることもあります。知育派ママが知っておきたい“知育ゲーム”メリットとデメリットをみていきましょう。
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 ゲーム選びのポイントは、「受け身の学習」だけではなく、次のステップへの移行しやすい、子どもが自らすすんで参加できるようなゲームを用意しましょう。そのうえで、子どもが知っている英単語やフレーズを少しずつ増やしいいけるようなゲームを選ぶことが大切になります。

 とにかく「英語=楽しい」という感覚を身に着けさせることが大切。音楽、ダンス系のゲームは遊び感覚で、英語のリズムを体で覚えられることが最大のメリットといえます。また、英語を間違えても「失敗=恥ずかしい」と捉えることなく、あくまでもゲームとして何度もトライすることができます。

 アウトプットがたくさんできることも魅力的。普段は外で英語を話すことにためらいがちでも、ゲームとしてプレイすることで、自然と英語を話すようになります。結果、習ったばかりの英語を話せると楽しい、面白いというイメージが浸透します。また、テキストで学ぶのではなく、遊びの中で実践していくので、“使える英語”が身に付くこともメリットの1つと言えるでしょう。
「メリット」まとめ
・習ったばかりの英語を話せると「楽しい」「面白い」という“英語=楽しい”が定着する
・英語を間違えてもゲームなので失敗して恥ずかしいと捉えることなく何度もトライできる
・遊びのなかで実践できるので使える英語を学べる
 ゲームと子どもの相性は個々それぞれ。知育としてはとても優れているゲームでも、子ども自身が飽きてしまい、別のゲームで遊びたがることも度々。ここは我慢強く気に入らないゲームを続けるよりも、楽しんでプレイできるものに切り替えることも大切です。

 また、複数の子どもたちが同時プレイで遊ぶ場合は、英語力が同レベルの子どもたちで遊ぶことも重要です。「ついていけない」、「簡単すぎてつまらない」といったネガティブな気持ちを植え付けてしまわないように、気を配りましょう。

 子どもはお気に入りのゲームができると、それでしか遊びたがらなくなるケースもよくあります。この場合、次のステップに進んだ学習ゲームに移行させることが難しいもの。ステップアップさせるには、指導者の力量が必要となります。
「デメリット」まとめ
・英語力が同一レベルのコミュニティを作ることが大切
・ゲームばかりをしたがって、肝心の英語学習に身がはいらない
・次の英語学習へとステップアップさせるには指導者の力量が必要となる

 とにかく、英語嫌いになることを遠ざけることが、ゲームを学習に用いる最大のポイント。英語が通じた! 英語って楽しい! と子ども自身が感じられるように、英語学習のなかに上手にゲームを取り入れていけるといいですね。

【文・取材/寺本亜紀】
ライター、映像翻訳者(映画やドラマ、ドキュメンタリーの字幕翻訳・吹替翻訳)。英文科卒業。小学校英語指導者資格取得。アメリカ、カナダ、オーストラリアで親子留学を経験。

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