何歳からはじめる? 親子そろって便利なオンラインこども英会話の活用術
大切なのは子どもに興味を持たせること
◇3歳 (DMM英会話 広報 平理沙子氏)
◇5歳 (株式会社アンフープ(オンライン英会話hanaso) クリエイティブディレクター 漆畑努氏)
◇6歳 (株式会社QQ English 代表取締役 藤岡頼光氏)
◇7歳 (英会話イーオン(イーオン・オンラインレッスン) 広報課 伊藤愛氏)
◇11歳 (産経ヒューマンラーニング株式会社(産経Online英会話) サービス開発推進部 マネージャー 星澤美衣氏)
とバラバラな回答を得た。
「5歳くらいからだと、日本語と英語を混同することがなくなるため、こどもは『今は英語の勉強をしている』と理解した上で学べます」(hanaso/ 漆畑氏)
「パソコンの画面の前で、ある程度の時間、集中して座っていられるのは小学生以上かと思います」(英会話イーオン/伊藤氏)
では、子どもにオンライン英会話を習わせるにあたって、親はどのような準備をしておいたらいいのだろう。4割のプロが答えたのは「興味を持たせること」だった。
「お子様に興味を持ってもらうことが一番だと思います。そのために、世界地図を用意して、その日レッスンした講師の国の名前にシールを貼っていく、といった楽しみ方をされている方もいます」(DMM英会話/平氏)
「事前にテキストのイラストを一緒に眺めたり、教材の動画を見たりして、お子様が英語に興味が持てる境を作ることが重要だと考えています。また、『オンライン英会話を楽しもうね』とお子様に伝えておくことも効果的です」(QQ English/藤岡氏)
レッスンが始まる前に、一緒に予習することは、集中できる環境を整えることにもつながるという。
「テキストを一緒に予習して頂くと実際のレッスンがスムーズになります」(産経Online英会話/星澤氏)
「レッスン時間はたいへん限られています。レッスンが始まる前に一緒に予習すると、お子様が英語の世界にスッと入れます」(英会話イーオン/伊藤氏)
短いレッスン時間。こどもに勉強させるには、両親との予習からレッスンは始まっているのかもしれない。
英語が苦手な親もこどもと一緒に楽しむつもりで
「一緒に辞書を引いたり、テキストを見返したりするのが良いと思います」(DMM英会話 /平氏)
「親が子どもと一緒に学ぶ姿勢で、『先生に聞いてみよう!』と積極的に誘導するのがいいと思います」(英会話イーオン/伊藤氏)
レッスン中に困ったときでも日本語で対応できるバイリンガルの講師を採用している会社や、学習方法などで一定範囲の相談や質問にも対応する日本人サポートスタッフをおいている会社もあるので、不安な人はそういったサービスを提供しているスクールを選ぶといいだろう。
最後に、英語ができない親に向けて、子どもにオンライン英会話を習わせる際のアドバイスをいただいた。
「親御さんも一緒に英語に興味を持っていただき、共通の話題にしていただけると、お子様もうれしいと思います」(hanaso/漆畑氏)
「弊社では、英語が苦手な親御さんにも『お子様の横に座って、一緒にレッスンを受けてみては』とお伝えしています。レッスン中、お子様が先生とやりとりしている間、親御さん自身もそばで聞いて、一緒に楽しみながら英語に慣れていただくとよいかと思います」(QQ English/藤岡氏)
「英語が苦手だからといって、パソコン画面の中の先生に全てお任せしないことが大切です。レッスン以外でも、お子様にできるだけ多くの時間を英語に親しませることが上達のためには大切です。お子様の隣に座り、どんなことを学んでいるのか、また先生がどんなことを言ったときに反応が良かったかなどをきちんと見てあげて、レッスンの後にも、たくさん英語を声に出せる機会を作ってあげることが大事だと思います」(英会話イーオン/伊藤氏)
「親御さんも1〜2度、オンライン英会話レッスンの無料体験を受けてみることをお勧めします。『オンライン英会話ってこんな感じなんだ』ということを把握していただけると、お子様も安心だと思います」(DMM英会話/平氏)
まずは、親子でオンライン英会話を無料体験してみてはいかが?
【編集/さくら編集工房 文/河上いつ子 校閲/田仲典子(株式会社ぷれす)】