2012年05月29日 13時01分

法政二中高、男子校から共学に 16年4月より実施

 1939年に旧制中学として創立し以来70年以上にわたり多くの文化人やスポーツ選手などの著名人を輩出してきた法政大学の付属男子校、法政大学第二中学・高等学校(神奈川県川崎市)が、2016年4月より共学校に移行する。同大学が29日、発表した。付属校改革の一環により行われるもので、共学化にあわせて校舎も全面改装を行う。

2016年4月より共学校に移行する法政大学第二中学・高等学校の新校舎デザインイメージ

2016年4月より共学校に移行する法政大学第二中学・高等学校の新校舎デザインイメージ

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 共学化は16年度入学の中学1年生、高校1年生から順次開始。中学では「大胆な少人数教育を導入していく方向で検討を進めている」としているが、クラス数や募集定員、男女構成などの詳細は現在検討中という。校名や校章、校歌は変更しないが、共学化にあわせて現在ある男子用制服も変更する。

 また、同校のシンボルであり地域住民にも親しまれてきた“時計塔”は老朽化が進んでいることから存続を断念。校舎の改装に合わせ、現在のデザインを引き継いだ“新時計塔校舎”を建設する方向で検討を進める。

 法政大学の付属校は同中高校のほか、法政大学中学高等学校(旧・法政大学第一中・高等学校 東京都三鷹市)、法政大学 女子高等学校(神奈川県鶴見区)があるが、法政中高校は07年に吉祥寺から三鷹市に校舎を移転し共学化を実施している。

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