よく分かるESTA申請方法

  • よく分かるESTA申請方法

 ESTAとは電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の略称であり、アメリカへ入国する際に出入国カードをオンラインで申請するシステムのことです。2009年以降に義務化されたのですが、まだまだ認知度は高いとは言えません。ESTAの申請をしていない場合は、入国はもちろん、飛行機にすら搭乗できなくなってしまいます。幸い、ESTAはそれほど複雑なシステムではありません。
 これからアメリカへ行く方だけではなく、今後アメリカへ行く予定がある方は、これを期にESTAについて勉強しておきましょう。
 ESTAとはアメリカへ入国する際に、出入国カードをオンラインで申請するシステムのことです。2009年に義務化されたもので、ビザ免除プログラム参加国から船舶または航空機での入国をする人が対象となります。

 日本人の場合、アメリカに観光等で90日以内の滞在をするときはビザが免除されていますが、ESTAの施行以降は、船や飛行機に搭乗する前にオンラインで渡航認証を申請する義務があります。ESTAの認証を受けていない場合は、飛行機等への搭乗や、入国を拒否されてしまいます。

 比較的新しく施行されたシステムであり、まだまだ認知度が低いため、ESTAによるトラブルが少なくありません。楽しく旅行をするために、初めて海外旅行をする方やESTA施行後に初めてアメリカへ訪れる方は注意してください。
 ESTAの申請は、米国国土安全保障省のESTAトップページで行います。日本語版があるので英語が苦手な方でも大丈夫です。他の言語で表示されてしまった場合は、ウェブサイト上部にある「日本語」をクリックしてください。

 申請までは「申請書の入力」「申請書の送信」「申請番号を記入する」「支払い」「申請状況を表示する」の5つのステップがあります。すべてを回答するまでは手続きは完了されません。注意してください。

 なお手続きには「有効なパスポート」と「クレジットカード」が必要です。申請可能なクレジットカードはMasterCard、VISA、American Express 、JCB、Diners Clubです。一人あたり14米ドルかかります。

 申請にはそれほど時間がかかりませんが、渡航が決まった場合はなるべく早めに申請をしておきましょう。申請はいつでもできます。渡航の直前でも手続き可能ですが、念のため三日前には手続きを完了しておくようにしてください。
 近年、ESTAの悪質なコピーサイトが登場しており、米国政府も注意を喚起しています。
ESTAは申請時に必要な一人当たり14米ドルを除き、申請手数料や情報提供料は徴収していません。また手数料を請求するメールが送信されることもあるようですが、これらは無作為に送信されている迷惑メールであり、米国政府とはまったく関係がありません。十分注意してください。
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