スポーツ観戦時に使える英会話【応用編】
しかし、スタジアムを飛び交う言葉はほとんど英語です。スポーツ観戦においては、同じチームを応援する全ての人と仲間意識が生まれます。シートで偶然隣り合わせた方と仲良くなるかもしれません。リスニングさえできればそれなりに盛り上がるかもしれませんが、せっかくなので周りの方との会話も声援も、英語でやりとりしてみませんか。
野球の場合、日本なら「かっとばせ!」や「がんばれ!」といった言葉がよく使われます。英語でいうと、特にアメリカの場合、“Hang in there!”(ふんばれ!)や“Let’s go ○○(チーム・個人名)!!”がよく使われます。
また、日本と同じく「がんばれ!」という意味の“Keep your head up!”も頻出度が高いです。
選手が点を逃してしまった時は、“Nice try!”と呼びかけましょう。基本的には一言でサッと言い切れる語を中心に使用します。応援しているチームが点を決めたら、“Amazing!”や“Good job!”といった言葉で盛り上げます。周りの人とハイタッチをして喜びましょう。
しかし、例え応援しているチームが劣勢になってイライラしても、“Shit”といった言葉でののしったり、物にあたったりしてはいけません。周囲の方とのトラブルにつながります。
「Who’s your favorite player?」
(どの選手がお気に入り?)
や
「What team do you support?」
(どのチームのファン?)
などと質問をしてきっかけをつくりましょう。もし、声をかけた人が敵チームのファンでも大丈夫です。相手が優勢になれば
「There you go」
(やるな!)
と素直に悔しがりましょう。そして
「Show them what you got!」
(実力を見せてやれ)
と応援チームにカツを入れます。 両者譲らず、点の奪い合いがつづいたときには
「There game’s getting dirty.」
(激しい試合になってきたな)
と雑談を楽しみます。例え自分のチームが負けても、隣の人が煽ってきても、ケンカ腰になってはいけません。あくまで楽しく観戦をしましょう。こういった会話はスタジアムに限らず、パブリック・ビューイングの会場やスポーツバーでも楽しむことができますので積極的に覚えていきましょう。
開会式は“opening ceremony” 閉会式は“closing ceremony”、予選は“elimination”準決勝は“semifinal match”、決勝は“final match”です。
どれも聞き覚えがあるのではないでしょうか。スポーツ観戦の際には席をはずした友人や周囲の人に「今どこまで進んでる?」「今はどの段階ですか?」と聞かれることもしばしばあります。またそれをきっかけに親睦を深めることもあります。
「○回裏」を表す“The bottom of the ○ inning“や「○回試合」を表す“The third game”などの名詞も積極的に覚えていきましょう。