基本中の基本!覚えておきたい英語の日常挨拶集

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 英語に比べて日本語は、言い回しが大変多いです。例えば「晴れ」の一言が、英語なら「Fine weather」と大変シンプルですが、日本語だと「晴天」「快晴」「ピーカン」「日本晴れ」「五月晴れ」「好天」「碧天」といった言い回しがあります。しかしあいさつの種類に関しては英語の方が豊富です。日本における挨拶は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「おつかれさま」の4種類が中心です。こと仕事中においては目上、目下関係なく「おつかれさまです」がメインになるのではないでしょうか。
 英会話で使用される挨拶は時間帯や場面、関係性によって実に多様です。
 日常英会話でよく使われるのが気心の知れた仲間との“Hi” “Hey” “Hello”という挨拶です。気心の知れた仲間とのすれ違いざまの挨拶によく使われます。従来の英語教育で教えられた“good morning” “good afternoon” “good evening”といった挨拶もいまだ健在です。

 挨拶をキッカケに談笑をするときは、“How you doing?” “How do you do?” “How’s it going?”といった風に、相手の気分を伺う呼びかけをしましょう。気分がよければ、“Great”“と返し、同じように“How you doing?”と聞き返します。かなりくだけた挨拶だと、“What’s up”という言葉もあります。

 さらに英会話には言葉だけでなく、挨拶に伴って握手やハグをしたり、手を打ち合わせたりと動作が加わることもあります。挨拶をしてきた相手が差し出した手を自然に受け入れられるようになればあなたも英会話マスターです。

 別れ際の挨拶も豊富です。“See you later.” “Bye” “Have a good day”といった言葉が、日本でいう「またね」の表現になります。
 日本のビジネスシーンにおける挨拶は、深々と頭を下げるためファーストインプレッションであまり相手の姿を見ることはありません。英会話においては、しっかりと相手の目を見ることが求められます。お互いに片手を差し出し、相手の目を見て笑顔で挨拶を交わします。日本の首相とアメリカ大統領の挨拶を思い浮かべるとイメージしやすいです。このときしっかり目を合わせないと、相手にネガティブな印象を与えてしまいます。

 相手と握手を交わしつつ、“How do you do?”と問いかけます。相手はそれに対し“How do you do?”と返します。一見オウム返しのように見えますが、これには「こちらこそ」の意味が含まれていますので、ごく自然な挨拶です。挨拶を交わした後には、相手の名刺を確認しつつ軽く雑談をするとよいです。
 さらに“Thank you for coming today.”と、相手の来訪を喜ぶ一言を添えられれば完璧です。
 このように、英会話における挨拶は非常に多様で、言葉だけでなく動作が伴うものが大半です。一通りの挨拶を、その時の心情に合わせてできるようになればあなたも英会話の上級者といえるのではないでしょうか。まずはお友達同士で挨拶の練習からはじめてみるのも悪くないかもしれません。
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