短期集中型のオンライン英会話で効果を出すには？おすすめテクニック5選

　オンライン英会話は、通常の英会話スクールよりもリーズナブルで、好きな時間でレッスンを組めるという魅力があります。また、自宅で自由度の高いスケジュールで受講できることも人気の理由のひとつです。しかし、短期間で高い学習効果を得るには、明確な目標を立てたり、集中して取り組んだりしなければならないという声もあります。ここでは、短期間でオンライン英会話の効果を出すための5つのテクニックをご紹介します。

短期間で英語レベルをアップさせる5つのテクニック

　通常の英会話スクールは、長期的に通って英会話スキルをアップさせていくイメージがあると思います。しかし、オンライン英会話では、レッスンを週に複数回受けることできます。ですから、短期集中型の学習を実現させることも可能なのです。より効果的に、短期間で英会話レベルを上げる方法を見ていきましょう。

【テクニック1】　期日や目標を決めて集中力アップ

　期日や目標を設けて英会話スキル向上を狙うことは効果的です。明確な目標もなく、だらだらと学習を続けるのは、最も効果が出にくい学習法という意見もあります。例えば、次のような期日や目標があると、より高いモチベーションで学習できるのではないでしょうか。

・外資系企業への転職を成功させたい

　高い英語力が求められる外資系企業への就職・転職を成功させる目標です。多くの外資系企業の面接では、英会話レベルをチェックされますので、受けることが決まったら短期で学習したいものです。ですから、外資系企業への転職を絶対に成功させたいという目標は、短期集中型の英語学習にぴったりなのです。

・海外旅行に行きたい

　海外旅行も、必然的に英語を使う場面が発生します。さまざまなシーンを想定した英会話を、オンライン英会話の講師とロールプレイング形式で学習することで、より効果的にスキルアップできるでしょう。

・海外出張や留学をしたい

　海外旅行よりもさらに高い英語力が試される、海外出張や留学。日本を出るまでにどの程度まで英語力を磨きたいのかを明確にし、海外旅行と同様に講師とロールプレイング形式で学んでいくといいでしょう。

・英語でのプレゼンテーションを成功させたい

　転職や留学などよりはハードルが低いかもしれませんが、社内で英語プレゼンテーションを成功させたいという目標も、ビジネス英語のスキルアップに向いています。プレゼンテーションの日までに集中してレッスンを受けるモチベーションにもつながります。

【テクニック2】　レッスン前後の「予習・復習」を欠かさない

　どの勉強にも共通していることですが、レッスンを受講しただけでは高い学習効果は得られません。レッスン時間の前後に予習・復習をして、学んだ英会話を確実に覚えていくようにしましょう。例えば、実際のレッスン時間を30分とした場合、予習・復習含めて合計で1時間程度の学習時間に設定しておくと、無理なく継続できるのではないでしょうか。

【テクニック3】　フリーカンバセーションを活用する

　英会話スキルを早く向上させるには、講師と生徒で自由に英会話を楽しむ「フリーカンバセーション」を活用することも大切です。自己紹介や趣味、仕事といったテーマにすれば準備もしやすく、会話を積極的にリードすることができます。普段、あまり学んだ英会話をアウトプットする場がない方は、講師とのフリーカンバセーションが行えるオンライン英会話を選ぶのもいいでしょう。

【テクニック4】　毎日1レッスン以上受ける

　短期間での上達を目指す場合、毎日1レッスン以上受講することを続けるのも効果的です。毎日リスニング・スピーキングをする時間を作ることで、英会話を習慣化することができます。1週間のうち、英会話をする時間が長いほど使う語彙や文法も多くなり、英語の引き出しも多くなります。

　オンライン英会話は、受講時間が30分と短いスクールが多いですから、短期で学ぶには1日に複数回レッスンを受けるのが効果的です。ですから、短期学習では、なるべく多くの受講が可能なオンライン英会話を選ぶようにしましょう。

【テクニック5】　レッスン以外でも英語を学ぶ環境づくり

　短期間で英会話スキルを上達させるには、オンライン英会話以外の場でも積極的に英語を学んだりアウトプットしたりする時間を作ることが大切です。上達が早い人は、レッスン以外での英語トレーニングもしていることが多いのです。

　英語をインプットするのであれば、英会話系のCDや教材、英文記事などがおすすめです。そこで学んだ英語をオンライン英会話のフリーカンバセーションでアウトプットすることで、正しく使えているかなど、講師からのフィードバックをもらえるでしょう。普段の生活でより多くの英語にふれようと意識することで、レッスン以外にも英語を学べる場がたくさんあることに気付くことができると思います。