知られざる中学受験の“実技”テスト

 不況の煽りでここ1〜2年はやや減少傾向にあるとはいえ、首都圏では小学6年生の約6人に1人が挑む中学受験。中高一貫教育をとる学校も多く、高校や大学への進学にも影響するとあって、学習塾では小学生たちが猛勉強に励んでいる。彼らの目指す有名私立中学の中には、受験に「実技テスト」を課す学校があることをご存じだろうか。

 中学受験塾を展開する四谷大塚の広報・鴨田氏によると、首都圏の私立中学では「慶應3校」と呼ばれる慶應義塾中等部、慶應義塾普通部、慶應義塾湘南藤沢中等部の各校で実技テストを伴う入試が実施されている。気になる内容はというと、マット運動やキャッチボールのほか、縄跳び、鉄棒など器械体操が中心となっているようだ。

 こうした実技テストは2次試験で行われるが、難関の1次試験をせっかく突破してもマット運動や鉄棒ができないために不合格となっては悔やんでも悔やみきれぬ気がするが、ここで見られるのは各自の技術ではない。前述の鴨田氏はこう語る。「実技テストでは『できる・できない』よりも、生徒の取り組む姿勢や協調性が重視されます」。ゆえに四谷大塚でも、実技テスト対策のための授業は別段行っていないという。「2次試験ではむしろ、生徒が保護者と一緒に受ける面接に重点を置く方が多いのではないでしょうか」と鴨田氏は言う。

 とはいっても、関西のある私立女子中学が今年行った実技テストを見てみると、次のようなメニューとなっている。「バスケットボールのシュート(20秒間)」、「縄とびの二重とび(20秒間)」、「跳び箱(4段)」、「マットでの後転」、「ハンドボールの遠投」。 できるできないは試験結果に影響しないとは言うが、運動不足気味の大人からすればハードな内容にも思える。さすがは中学受験を乗り切る小学生。基礎体力が違うようだ。

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