学習塾?家庭教師?中学生の高校受験のための最適な勉強法とは
ここでは、学習塾、家庭教師、通信教育それぞれの勉強方法の特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。
個別指導の学習塾
<メリット>
講師が生徒一人ひとりについてくれるため、「理解不足のところがあるのに先に進んでしまう」ということはありません。柔軟なカリキュラム編成のもと、生徒に合った勉強ができます。また、多くの学習塾では、個別のブースなど集中できる学習環境も用意されています。
<デメリット>
デメリットは、集団学習塾にもいえることですが、通塾のために時間がかかることが挙げられます。さらに、エリアによっては送迎が必要な場合もあるでしょう。また、個別指導の場合は、周囲との競争意欲が高まりづらいということがあります。周囲の中学生と刺激し合って学習意欲を高めたい生徒には不向きかもしれません。
集団指導の学習塾
<メリット>
集団指導の学習塾のメリットは、中学生同士、切磋琢磨できる環境であることが挙げられます。決まった年間のカリキュラムをこなすことで、勉強習慣もつきやすくなります。また、集団指導の学習塾は全国模試に参加することも多く、子どもの相対的な成績を知り、受験の志望校を決めていくことも可能です。
<デメリット>
デメリットとしては、講師の指導が生徒一人ひとりに届きにくい環境であることです。また、クラスのカリキュラムに後れをとってしまうと、通塾がつらくなることも考えられます。積極的に講師への相談や質問ができる生徒であれば、このような不安も解消されるかもしれません。
家庭教師
<メリット>
メリットは、通塾の必要がなく時間の融通が利くため、部活やほかの習い事との両立もしやすいことが挙げられます。完全マンツーマンのため、家庭教師と密にコミュニケーションをとりながら学習を進めることもできるでしょう。学習塾と比べて、勉強の進むスピードも速く、内容の自由度も高いです。
<デメリット>
デメリットは、常に自宅に講師を招くため、お茶菓子の用意や部屋の掃除を気にしてしまうなど、保護者の負担も大きいようです。また、大学生アルバイトが講師の場合は、指導面の不安を抱く保護者もいます。
通信教育
<メリット>
メリットは、学習ペースや学習時間の自由度が非常に高いということです。学習塾や家庭教師のように、通塾や人を家に招く必要がないため、好きなタイミングで勉強をすることができます。また、ほかの勉強方法に比べると、費用を抑えられるというメリットもあります。
<デメリット>
デメリットとしては、講師がそばにいないため、自主的に勉強できない子どもだと怠けてしまいがちな点が挙げられます。また、質問の答えをもらうのに時間がかかってしまうというデメリットもあります。