2008年07月17日 10時00分

ゲーム機使用の学習に興味ある、親は5割で子供は7割


ゲーム機ででも本格学習教材を利用すれば漢字の学習が長続き・取り組めると思うか?

■調査結果はこちら

 パソコンや携帯電話の普及で“漢字を書く”という機会が減っている人も多いのでは? 今回、教育ソフトの開発・販売を行うIE インスティチュート社は、小学生の子供を持つ親に対して『漢字の読み・書き』に関する意識調査(子供への質問は親が代理で返答)を実施。その結果、『今後のために漢字を習得したいと思ったか?』という質問について【そう思う】、【ややそう思う】を含め、「子供」73.8%、「親」82.4%が習得したい気持ちを抱いていることがわかった。また、その学習方法として『WiiやニンテンドーDSなどのゲーム機でも本格学習教材を利用すれば漢字の学習に取り組めると思うか?』と聞いたところ、子供は7割(73.6%)、大人も5割(55.4%)が、ゲーム機を使用しての学習に前向きな姿勢を示していることがわかった。

 ゲームとはいえ、脳トレーニングをはじめ、本格的に学ぶことが可能な学習ソフトも次々と登場している昨今、高校や大学などで実際にニンテンドーDSを利用した授業を行っているところもある。今回の調査においても子供のみならず、親からも高い関心が集まっていることから、ゲーム機を用いての学習方法は今後さらに注目を浴びそうだ。

 一方、『漢字が“読めないこと”に恥じらいはあるか?』との問いには【恥じらいがある】、【やや恥じらいがある】を合わせて「子供」44.0%、「親」64.9%が【ある】と回答。同じく『漢字が“書けないこと”に恥じらいはあるか?』に関しては「子供」47.1%、「親」70.5%が恥じらいを感じているようだ。変換機能で容易に漢字を知ることもできるが、やはり日本人であるならば漢字はマスターしておきたいという気持ちが強いようだ。

【漢字を書けない(読めない)ことの恥ずかしさに関する意識調査】
調査期間:07月11日(金)〜12日(土)
調査人数:全国に住む小学1〜6年生の子供を持つ親416人
(男性182人、女性234人)
調査方法:インターネット調査



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