タンザニア・ハリソン大臣、早稲田塾で熱血授業

塾生徒の質問に対して、真剣に耳を傾けるハリソン・ムワキュンデ運輸大臣。 [拡大する]

塾生徒の質問に対して、真剣に耳を傾けるハリソン・ムワキュンデ運輸大臣。

 タンザニアのハリソン・ムワキュンデ運輸大臣が30日、早稲田塾の東京・秋葉原校に来校し、特別授業を行った。ハリソン氏は飢えに苦しむ貧困や広がる男女格差、基盤の整っていない教育制度など、自国の社会問題に触れ「2015年までには貧困による格差関係なしに初等教育を受けられる環境にしていきたい」と、生徒たちへ熱く語りかけた。

 授業開始前、来日したハリソン氏を前に塾生たちはかなり硬い表情で、教室は緊張ムードに包まれていたが、タンザニア国歌を大臣と一緒に斉唱したことで、和やかな雰囲気へ。ハリソン氏が語るタンザニアの歴史や、教育の現状に熱心に耳を傾けていた。また、授業に参加した生徒たちは全ての質問を英語で問いかけ、受け答えもその場のアドリブで対応。この英語力にはハリソン氏も驚いた様子で、同席したモーゼフ・マキャリー氏も「日本の礼儀とおもてなしの心にはとても感動した」と生徒たちに称賛を送った。

 早稲田塾では、塾生の学習時間をポイント化し、貧困撲滅活動中のNPO法人に寄付するシステムを導入。この制度に同国のジャカヤ・キクウェテ大統領が感銘を受け、今回の特別授業開催に至った。ハリソン氏は最後に「アフリカ各国への支援活動にとても感謝している。両国関係の更なる発展に期待したい」と語り、今後の交流への意欲をみせた。

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