2009年06月04日 14時00分

“東大生ノート”シリーズ拡充〜発売半年で1000万冊超えのヒット商品

コクヨS&Tが15日に発売する、“東大生ノート”シリーズの第2弾  [拡大する]

コクヨS&Tが15日に発売する、“東大生ノート”シリーズの第2弾 

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 東京大学合格生のノートを分析して作られた『ドット入り罫線ノート』を発売するコクヨS&Tは4日、同シリーズのラインナップ拡充を発表した。通称“東大生ノート”といわれる同商品は2008年10月に発売。横罫線に等間隔のドットが入っているため「文頭をそろえやすい」、「図形や表が書きやすい」と評判になり、発売半年で1000万冊以上を出荷するほどのヒット商品となっている。同社は新たにA4・A5サイズ、リングノートタイプを発売し、同シリーズを強化していく。

 同商品は東京大学合格生のノートを200冊以上集め、その共通点を分析していたフリーライターの太田あや氏と文藝春秋社の書籍『東大合格生のノートはかならず美しい』の企画に同社が参画して作られたもの。“美しく書くのに最適なノートづくり”というテーマで共同研究を行い、商品化に至った。同社が商品購入者を対象に行った調査では「使用後の評価も約99%の方が“使いやすい”、約96%の方が“以前と比べて美しく書けた”と回答されている」という。

 15日に発売される新商品は、A4・A5サイズと、セミB5サイズの5冊パック、ツインリングノート3サイズ。キャンパスツインリングノートA4サイズを除く各商品で罫線の幅を選べるようになっている。同社は同シリーズで、年間10億円の販売を目標としている。

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