2012年04月10日 17時57分
明治大学の出版部門が50年ぶりに復活 〜『リバティブックス』シリーズなど3冊を刊行
50年ぶりに復活した「明治大学出版会」より刊行された書籍(左から)『ビリー・ワイルダーの映画作法』『中国・台湾・香港映画のなかの日本』『陸軍登戸研究所<秘密戦>の世界―風船爆弾・生物兵器・偽札を探る―』
明治大学は10日、50年ぶりに復活した出版部門『明治大学出版会』より『明治大学リバティブックス』シリーズなど3冊を初刊行したと発表した。
今回発売されたのは、米国の映画監督・脚本家ビリー・ワイルダーの深層に迫る『ビリー・ワイルダーの映画作法』、日本と中国語圏の近現代史を映画から考察する『中国・台湾・香港映画のなかの日本』、日本陸軍登戸研究所の歴史をたどる『陸軍登戸研究所<秘密戦>の世界―風船爆弾・生物兵器・偽札を探る―』の3冊。いずれも、同大学教員の研究に基づいた教養書となる。
同大学は、1961年の「出版部」廃止より半世紀となる2011年4月に『明治大学出版会』を設立。今後も特色ある研究を広く社会へ発信していく事を目的に、出版活動を展開していく。